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日本代表監督。過去の解任騒動に見る傾向と森保Jの関係
森保監督への逆風。引き金になったのは、昨年12月に行われたE1選手権対韓国戦の敗戦だった。この段階では「このままでは4年持たないのではないか。心配だ」と述べるに止めたのは筆者だが、巷にはそれ以上に敏感な反応を示した人も多くいた。解任の声は湧き始めていた。グループリーグ最下位に終わったU-23アジア選手権を経て強まることになった解任論だが、この時すでに抑えは効かない状態になっていた。
歴代の監督も韓国戦を鬼門にしていた。古くは加茂周監督だ。98年フランスW杯最終予選。韓国とのホーム戦(第1戦)は全8戦中3戦目で、加茂監督は1勝1分けで迎えたその一戦に敗れると危うい立場に追い込まれた。続くカザフスタンとのアウェー戦で引き分けると、即座に解任劇へと発展した。
2010年南アW杯を目指した岡田武史監督も、その出発直前に行われた韓国戦に敗れるとドタバタ劇に発展した。その試合後、岡田監督は犬飼会長に進退伺いを出した。会見で辞任をほのめかしたが、翌日それを撤回。岡田ジャパンは混乱渦巻く中、南アW杯に向け旅立って行った。
2018年ロシアW杯を目指したハリルホジッチも、その半年前に行われたE1選手権で韓国に大敗(1-4)。その3か月後に解任されたことは記憶に新しい。
加茂、岡田、ハリルホジッチ、そして森保監督。98年以降、W杯を目指す戦いは2020年カタールW杯で7度目になるが、韓国戦で躓き、解任論に発展したケースは4度を数える。
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