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CLリーグフェーズで苦戦するマンC、レアルマドリードから森保Jが学びたいサッカー的思考法
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7週、一昨季の覇者マンチェスター・シティはパリ・サンジェルマンに敗れ、プレーオフ進出(24位以内)を確定できなかった。最終週を前にした現在の順位は25位。ひとつでも順位を上げないと敗退が決まる。
最終戦の相手はクラブ・ブリュージュ。ホーム戦でもあるので、番狂わせを食う可能性は低そうである。しかし、2-0とリードしながら4連続ゴールを許し、2-4で大逆転負けしたPSG戦がそうだったように、マンチェスター・シティのサッカーは一頃より緩慢になっている。国内リーグは現在4位。CL出場圏内を辛うじて維持しているが、4連覇した昨季までとは明らかに様子が違う。
だがシーズンはまだ半分近く残っている。ブリュージュ戦に勝利し、プレーオフ進出を決めれば、話は変わってくる。
敢えて手を抜いている可能性を否定することはできない。マンチェスター・シティがここからペースを上げることになれば、現在はペースを意図的に下げて戦っている証にもなる。長いシーズンを通した戦略である可能性が高まる。だとすると、欧州サッカー“あるある”のひとつに数えたくなる。強者と呼ばれるチームがしばしば見せる、トップを維持する術のひとつである。
プレミアでの4連覇は偉業だ。監督も常時出場していた選手も精神的にキツかったはずである。いっぱいいっぱいの状態をこのまま維持することは、モチベーション的に難しい。長丁場の戦いを見据えたとき一歩後退した方が得策。いまがその時期にあたる。そうした見方もできる。
マンチェスター・シティが念願の欧州一に輝いたのは一昨季。昨季は準々決勝でレアル・マドリードに延長PKで敗れている。CL2連覇はならなかった。
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