どうせなら、“実務の糧”になる応用情報の勉強を考えよう
わたくし、Sun*にてProject Manager(PM)をしている浦野と申します。
昼はシステム開発、夜は市民プールでクロールをしております。
この秋、応用情報技術者試験を受けてきました!
受けた理由はシンプルで、「技術の基礎知識をしっかり固めたい!」と思ったから。
新卒未経験でPMになり2年目のため、技術知識不足を感じる瞬間も多く、まずはこの資格と思い受験しました。
試験勉強は意味がない?
ただ、いざ勉強を始めようとすると、こんな意見をよく目にしませんか?
「実務で使わない知識を暗記させられるから、意味がない」
「出題される技術が、今は使われていない」
そんな・・
今から頑張ろうと気合い入っていたところなのに・・・
私としては、「意味がない」とは思いません。
試験勉強を通して、「専門的な課題に直面したときに調べて理解できる素養」が身につけられると思ってます。
でも正直、意味ないっていう気持ちもちょっと分かります。
テキストを開いたら、謎の規格や意味不明な略語がずらり。
これ、ただ丸暗記したら絶対すぐ忘れるやつだ……と思いました。
そこで「どうせなら実務に少しでも役立つ形で勉強しよう!」と思って、ChatGPT先生の力を借りることにしました。
この記事では、実際に役立ったプロンプトや、勉強中に感じたことをシェアします!
お役立ちプロンプト
疑問①どれが今使われているの?
出題範囲には、なんか古そうな技術も多いんですよね。
変遷あっての今なので大事と思いつつ、「これ、本当に今でも覚えなきゃ?」って思うことも。
そんなときは、ChatGPTにこんな感じで聞いてみました。
「現在でも使われている?」
「現在何割ぐらい使われている?」
「現代の一般的なWEBシステム開発では、使われている?」
より調べたり集中的に覚える対象を、現状主流となっている規格・方式へ絞れます!(なにせ範囲が膨大なので⋯)
疑問②実務で出てきたらどっち選ぶの?
「〇〇と××、違いを教えて」
「それぞれのメリットデメリットは?」
「どういう状況でどっちを選べばいい?」」
比較することで使う場面のイメージをつけるとともに、より覚えやすくなりました!
疑問③これ、どのサービスで使われてる?
「〇〇はAWSではどれにあたる?」
「〇〇を提供している代表的な会社は?」
自分はちょうどAWS CLAの学習もしていたので、AWSと相互に結びつけ合いながらだと理解も深まりました!
疑問④これ、必要なの?
「〇〇が無い場合、どのような影響がある?」
「セキュリティの観点で、〇〇の必要性を具体例とともに教えて」
「〇〇を活用した実際のサービス例は?」
必要性が分かると、学習するモチベーションも深まります!
実際のサービス例は、休憩がてらネットで調べてみたりしました。
(インシデント系の記事などは、肝が冷えてしっかり勉強しなきゃと思います・・・)
まとめ
ChatGPTを使って勉強してみたら、ただ覚えるだけの作業が、「背景を理解する学び」に変わりました。
実務にも応用できる知識が増えるし、試験の準備にも一石二鳥。
ChatGPT先生は、分からないこと・納得いかないことを何度聞いたって嫌な顔ひとつしないのが良いところです。
ぜひ二人三脚で、試験を突破してもらえればです!
(実は私も合否発表待ちなので、一緒に次回に向けて頑張ることになるかもですが……)
おまけ - 試験直前プロンプト
さて、ここまで学習自体に価値を持たせようとしてましたが、
どうせ貴重な時間をかけて勉強するなら、受かりたいですよね。にんげんだもの。
以下みたいな使い方もオススメです。
「〇〇効率的に覚えるコツを教えてください。」
「〇〇を擬人化してストーリーを作ってください。」
「〇〇を覚えるための語呂合わせを考えてください」
無理ありすぎて笑いますが、必死に考えてくれたと思うとかわいいです。
他にも良い使い方あったら教えて下さい〜
そして明日は、Kawachiさんによる「新米エンジニア、Obsidianで日誌を書く」が公開予定です、お楽しみに!