妻の「やる気スイッチ」を押すのはぼくだ!
何事も継続が大切だ。そんな事は誰でも知っている。しかしその継続こそが成功への最低条件であり、何よりの秘訣である。これほどに当たり前の事がこんなにも難しいのは、ホメオスタシスの影響であろう。なので、何らかの「継続を促すシステム」は重要だ。
妻は飽きっぽい。良く言えば、常に新しいものを探している「超絶前向きな人」と捉えることも可能かと思う。それには「常にリフレッシュ出来る」というメリットはあるのかもしれない。しかし前述の様に、「何か」を成し遂げる為には、その「何か」をやり続けるしか無いのだ。ひたむきに、脇目も振らず、今目の前のことに没頭する。それのどれだけ難しい事か。皆さんも良くご存知だろう。
編み物でもはじめようかな??
妻の「羊毛フェルト」YouTubeチャンネルを始めて数週間経った頃に妻が言い出した。その後もことあるごとに「ギター」「料理」「マスク制作」「ドラマ観賞」等などその時々に応じて、あらゆる事を言い訳に持ち出してきて「羊毛フェルト」以外の事をやろうとする事が頻発する様になってきた。もちろん気分転換に他のことをやったりする事はとても良いと思う。ただやはり限度はある。夢に期限があるのであれば、とにかく出来るだけ「それ」をやる時間を長くしなければならない。
どうしたら妻がやる気を出すか
これは今現在もぼくの課題である。ぼく自身が妻の「継続を促すシステム」それ自体になろうという事だ。人のことは変えられないが、変わる「キッカケ」くらいになる事は可能だと思う。しかし、やってみるとこれが案外難しい。ある時は撮影してくれたら妻の大好きな「チョコレートケーキ」を御馳走するという「ご褒美作戦」が功を奏したが、続けると効果が薄くなる。またある時は、「羊毛フェルトを仕事にする」という目標を再確認する「初心を思い出せ!作戦」を決行したが、これも同様に効果は一時的だ。
マネージメントはクリエイティブだ
最近、本当にそう思う様になった。おそらく他人のやる気を「必ず」引き出す事が出来る方法などは無いのだと思う。だからこそ、妻が「羊毛フェルトをやりたい気持ち」を出しやすくなる様な方法を常に探し続けていく事が、ぼくには求められている。いや、誰も求めてはいない。自分自身が求めている。妻が夢を叶えて、涙を流して喜んでいる姿を「ぼく」が見たいのだ。妻には才能がある。それは一番身近で見守っている「ぼく」が誰よりも知っている。それを生かすも殺すも「ぼく」次第。
さて、今度妻がやる気を失ったら、どうやって「スイッチ」を押してあげようか・・・