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「観に行こう、まちの光、暮らしの光」

Localism activity for Tourists & Local residents
このまちの「いつもの暮らし」が、誰かの旅になる。

こんにちは。Omotena アクティビティ・ディレクターのAyumiです!

国内はもちろん、世界中から日本の文化歴史を目的に、毎年毎年たくさんの人が観光で訪れる京都のまちは、784年の長岡京、794年平安京からスタートした、いまさら言うまでもなく千年の都。1000年というと、たとえば家系で言ったら、何十代続いているの?と考えると、なんか途方もないような時間の流れかた。。

寺社仏閣などの文化財はもちろん、食文化、伝統産業、芸事に神事。「実存」する貴重なものたちのほとんどが、教科書に書いてあった通り、碁盤の目のまちなかに「今も」点在しています。

そこら辺の桜の木ひとつとっても、誰がいつ、どのように植えたのかがわかる歴史的な記録があったり、存在感としても他では観たことのない枝垂れ具合や雰囲気を醸し出すフォルムなどもう、本当にすごい。昔のお姫様も貴族たちも、同じ道を通って、同じ風景を見ていたのかもしれないなと思うと不思議な気持ちになります。

京都御所、今年の枝垂れ桜

でも、他の地域と同じように、ここ京都に長く住み続ける人々の日々の暮らしは歴史の積層そのままに、表層としてここに存在するわけで、世界中からみんなが訪れる観光地だからこそ、長く長く「街」の歴史が存在してきた街だからこそ、日々の暮らしの中にも、たくさんの小さな楽しみやちょっとした習慣、みんなに愛される普段の景色がそこかしこに散りばめられています。その美しさ、なんだかちょっと感じが違う、、と思わせるような、さまざまなまちの表情ひとつひとつが愛おしく、日々感動しきりです。

朝夕の散歩コース、カウンターで頼む定番の一品
月に一度はお気に入りの整体に行って、
住宅街の知る人ぞ知るお菓子屋さんでとっておきのおやつを買ったり
早朝の神社で占い、市内で汲める湧水でティータイム
小さなコーヒースタンド、レトロな喫茶店のナポリタン、
商店街では鰻屋さんのきも焼きに、お豆腐屋さんのひろうすを買って、
26日(ふろの日)はお気に入りの銭湯から、鴨川で缶ビール。

鴨川に足つけて缶ビール飲むのが美味しい季節、またすぐに今年もやってくる。

そうです。私こそ。いわゆる「移住さん」。しかも、ご縁があり、偶然このまちに住むことになってまだ5年の、超新米な京都市民。むしろ、「関西圏」に住むことさえ、うん十年以上機会のなかった、日本の東側の井の中の蛙。
けれども、「移住さん」だからと言って、京都人のイメージとして未だよく言われる、俗にいう「いけず」に直面したことはほとんどありません。京都ならではの気の使い方が求められることはもちろん多々あれど、まるで鏡で自分を見るかのように、結局はこちらの姿勢を正すことになるやりとりや、その、京都の気の使い方そのもののような空気感がぎゅっと凝縮された日々のあれこれを、尊く美しいと思えます。

そう。旅するように暮らせるまち「京都」。

改めまして、このたび! 日々の暮らし目線で見つけた、暮らしの中の小さな魅力「暮らしの光」たちを参加者で共有し、愛着のある地域の「まちの光」として見える化し、参加者で訪れて楽しむ、ワークショップ型の観光アクテビティを、京都のまちを舞台に、市内の宿泊施設との共催で開催いたします。

参加者である、地域住民と旅行者だけでなく、土地とのご縁も繋ぐ体験を楽しんでいただけると思います。

パイロット版である初回は、下京区エリアにあるhotel touさんを拠点に、徒歩15分の五条、七条、東本願寺、西本願寺、京都駅前周辺 エリアでの開催です。

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Localism activity
「観に行こう、まちの光、暮らしの光」
   このまちの「いつもの暮らし」が、誰かの旅になる。 

開催概要

開催日時:2024年 526日(日曜日) 11:0015:30
会場:hotel tou cafe & bar oku
〒600-8327
京都市下京区西洞院通花屋町下る西洞院町455
https://www.hotel-tou.com/restaurant/

お申し込みはこちらのフォームからどうぞ! ※先着12名になります。
https://bit.ly/4b899yK

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【実施内容】

①Special talk「地元さん、移住さんのみつけた、下京 暮らしの光」

トークイベントイメージ

旅人のように京都の暮らしを楽しむ地元さん、移住さんをお招きし、今回のイベント開催エリアである五条通りから東本願寺周辺、京都駅前を中心に、暮らしの中で見つけた小さな魅力、”暮らしの光”のお話をお聞きしていきます。 暮らしの光を一つでも多くマッピングし、そのまとまり”まちの光”を楽しむ新しい観光のスタイルについて話しながら、参加者はアクティビティへの理解を深めます。

【 スペシャルトークゲスト 】
お一人目:高橋マキさん(地元さん)

京都に暮らし、京都を書くフリーランスの文筆家・編集者。京都、 和菓子、カフェ、工芸、継業(第3者承継)にまつわる記事を執筆、編集することが多い。「まちを編集する」という観点から、ま ちとひととをゆるやかに安心につなぐことをライフワークにしてい る。NPO法人京都カラスマ大学学長。

お二人目:浅井葉月さん(移住さん)

フリーランスのプロジェクト伴走支援者。大学時代を京都で過ごし、就職のため一度離れるも、旅行先のドイツのまちで川沿いを散歩していた時に「鴨川を歩きたい」と口をついて出て、再び京都へ戻って来た。西陣・下鴨あたりによくいる。お気に入りのパン屋さんは赤メック、銭湯は栄盛湯。

②京都の人に聞いてみる、暮らしの中の小さな魅力「暮らしの光」さがし
暮らしの中で見つけている魅力を光と例え、訪れるべき場所や体験すべきことを、ゲストや参加者同士で対話しながら、地域の人から周辺の話を聞き、その光のマッピングを追加していきます。
また、旅行者向けサービス「Omotena」を使って、オンラインでこのアクティビティをサポートしてくれる地域住民の方々(実際京都に住むローカルコーディネーターの方々)にアドバイスを求めることもできます。

トークゲストや旅行者、地域住民など、参加者の方々と対話しながら、周辺のまちへの理解を深め、光集めのヒントを全体でまとめていきます。

③観に行こう、まちの光! 
気になったエリアを中心に周辺を散策and情報収集タイム
ここまででまとめた話を参考に、map上に浮かび上がった気になる”まちの光”を実際に観にでかけます。散策時間中は、写真で記録したり、メモを取ったり。お腹が空いたら是非ランチやお茶もお風呂も?色々体験してきてください。立ち寄り情報もどんどん実体験で拾って行くと、今まで目立たなかったまちのひと箇所が、ぼんやり光って見えてくるかも!

④振り返りティータイム! マップを完成
会場に戻り、全体で感想共有タイム。同時にmap上に情報を書き込みながら、本日の「ローカリズムマップ」を完成させていきます。

会場ホテルではちょうどチェックインの時間帯。 
cafe & bar oku自慢のお飲みものと、周辺エリアの隠れた名店お茶菓子をご用意しますので、振り返りながらみなさんでわいわいティータイム。
宿泊に来られる観光客の方々も、mapやワークショップを観に来られるかもしれません。参加者の皆さんもローカルコーディネーターになった気分で、コミュニケーションチャンスを楽しみましょう。

⑤完成した「ローカリズムマップ」を囲んで写真撮影! 

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日々の京都のまちに息づく「暮らしの光」を改めて見つめ直すことは、観光客だけでなく、地域住民にとっても貴重な機会。

アクティビティには、京都府内外、全国から、観光客、ホテル宿泊者だけでなく、地域住民、 京都ファン、観光業従事者など、是非どなたでもご参加くださいっ!!


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