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【京都検定勉強会】『京観心々』の振り返り会に参加しました!

こんにちは!ヒロッシーです!

今日は少し前になりますが、京都検定の勉強会を主催している「京観心々(きょうみしんしん)」のふりかえり会に参加をした時のお話しをしたいと思います!

まずは、「京観心々」のご紹介からですが、これまで開催された京都検定のG-1グランプリにおいて、2017年.2020年.2022年7月で1位をとるなど輝かしい受賞歴のある団体です!

↑勉強会会場にあった表彰状の一部、他にもトロフィーなど沢山飾られていました!

そして、10年間、京都検定の勉強会を続けてこられた「京観心々」代表をされております寺本雅貴さん、通称『才蔵さん』は、合格率数%から高くても10%程度の京都検定1級保持者🏅

京都検定といえばこの方!才蔵さん!昨年?の受賞式の日の写真を拝借しました🙏

その才蔵さんから「京都検定のふりかえり会があるので、よかったら参加してみませんか?」とお誘いをいただき、ヒロッシーの京都検定、初挑戦の日になりました!

京観心々ふりかえり会当日!

2月21日京都西賀茂。
雪がシンシンと降る中、ふりかえり会の会場である才蔵邸に到着。

この日は、1級を受けた方、2級を受けた方、これから3級を受ける方など、京都検定の初心者の方から、これまで勉強を進めてきた方と多様な方が集まり、「ふりかえり会」がはじまりました。

昨年12月に京都検定の試験があり、今年1月26日に合否が発表された後ということで、3級、2級、1級の問題を見て、みんなでワイワイその問題や答えについてふりかえるのが今回の趣旨です。

はじまってすぐに思ったことは、「かたくない雰囲気」ということ👌

「京都検定勉強会」の団体の集まりなので、参加者皆さんずっと黙々と机に向かい、話す時間は少ないという内容も想定していましたが、全くそんなことはなく、皆でワイワイ話しながら楽しみながら場は進行していきました😊👌

最初に参加されている方から、「京都駅の観光案内所で、新しいパンフレットもらってきたよー!」と、さまざまな京都にかかるパンフレットを配っていただきました👌

京都の情報など新しいパンフレットの数々

2級に合格された方「大河ドラマは京都検定の問題に出るから、この『家康』はチェックですねー!」
ヒロッシー「なるほど!」
1級にチャレンジした方「森の京都のパンフレット見てたらお腹すいてきた(笑)」
一同「確かに(笑)」
といった感じでパンフレットをみんなで見ながら、京都についての情報をチェックしていました🔍

次に、才蔵さんから「そろそろ、ふりかえり会をはじめましょうか」と。
「その前に、そうそう、ヒロッシーさん紹介はしますか?」とお話しをいただき、Omotenaの紹介のお時間もいただくことができました!

京都検定のふりかえり会に参加をする皆さんにOmotenaのご紹介をさせていただきました!

皆さんOmotenaに興味を持っていただけたようで、このような機会をいただき本当に嬉しく思っています!才蔵さん、参加者の皆さん Omotena紹介のお時間をありがとうございました!

ここから、とうとう京都検定ふりかえりがスタート!
まずは、3級から。問題を見て才蔵さんの解説があり、その答えを確認していく中で、それぞれ感想を話していくという内容でした。

2022年3級の問題①
2022年3級の問題②

才蔵さん「そうですねー、それでは『問題17』を見てみましょうか」

2022年3級問題(17)
現在、修復中の方丈(国宝)から裏に年号が書かれてある畳は見つかり、「最古の畳」として話題となった、紫野にある臨済宗の寺院がどこか。
(ア) 大徳寺
(イ) 延暦寺
(ウ) 建仁寺
(エ) 醍醐寺

才蔵さん「ヒロッシーさんこの問題答えてみますか?」

ヒロッシーの心の声(えーと、、、、、、最古の畳?臨済宗?、、、、んー、、、、)

(あっ!そうだ!紫野といえば、大徳寺!)

ヒロッシー「正解は(ア)の大徳寺ですか?」

才蔵さん「はい正解ですねー」

ヒロッシー(小さくガッツポーズ💪)

才蔵さん「3級の合格率は、高くて70%ぐらい。もちろんテキストで覚えることも必要ですが、テクニックもあれば合格がかなり近づきます。ここでは最古の畳や臨済宗の寺院がわからなくても、「紫野」という地域にある寺院がわかれば、大徳寺が出てきますよね」

ヒロッシー「はい、それで自分もわかりました👍」

これから3級を受ける方「問題の中で意味がわからない言葉があったとしてもよく見れば、答えを導けますね!」

才蔵さん「そうですね、合格にはやっぱり過去問をやることなんですが、こうしたテクニック的な部分もあれば、さらに良い点数が望めます。」

才蔵さん「あとは、基本的には『京都の歴史に関係する問題』が多く出題されます。なので、やはり京都の歴史については、日頃アンテナをはっておくことです。」

才蔵さん「たとえば、ここで言う『最古の畳』については、去年TVのニュースに沢山出ていました。こうした京都の時事的なことを目の当たりにした時に、『これは京都検定に出るかもしれない』と考えておくことも、合格に向けて大切なことですね」

「最古の畳」昨年の当時のニュース記事

ヒロッシーの心の声(3級の問題を見た時、わからないところだらけだったけど、才蔵さんのお話しを聞いていると覚えられるような気がしてきた💪)

才蔵さん「あと京都検定を受けていく方にいつも伝えていることは、『京都の歴史、文化、神社仏閣などについて、知ることが楽しい』と思ってほしいことがあります」

才蔵さん「やっぱり暗記だと面白くないですし、たとえば、問題に出てきた場所などを自ら直接行ってみることなどで、京都検定が面白くなってきますよ。これは本当にオススメします。普段、何気なく見ているものが、京都検定を通してみれば、また違ったカタチで興味を持って見ることもできます」

3級をこれから受けようとする方「頭で覚えるだけでなく、問題をみて行けそうなところは行くことで、身体で覚えていくことができて、そうなれば忘れることが少なくなりそう👌」

才蔵さん「はい、そうですね。そういった事例があります。ではもう一度、3級の問題(92)を見てみましょうか」

その時、才蔵さんは何やら卵のようなものを取り出して、問題を読みました。

2022年3級問題(92)
叡山電車元田中駅近くにある田中神社の境内で飼われ、神社のシンボルとして愛され、おみくじやお守りのモチーフともなっている動物は何か。
(ア) クジャク
(イ) カニ
(ウ) スズメ
(エ) カメ

才蔵さん「この問題の答えはわかりますか?」

ヒロッシー「元田中、自宅から近いんですが、全くわかりません泣」

才蔵さん「知らなかったらやっぱりわからないですが、これ見てもらっていいですか?」

3級の問題と卵型のもの

ヒロッシー「これは?」

才蔵さん「開けてみてください」

(パカッと開けてみる)

ヒロッシー「あー!これは!!」

卵を開けると「おみくじ」が!

才蔵さん「はい、これで答えはおわかりですか?」

ヒロッシー「卵にクジャクっぽいイラストがあるので、答えは「ア」ですね。」

才蔵さん「正解です」

才蔵さん「この問題、実は、京都検定の公式テキストには書かれていない問題なんですね」

ヒロッシー「そうなんですね!」

才蔵さん「どれだけテキストで勉強をしても、この田中神社のクジャクについては知らないと解けない問題です。こうしたテキストにない問題は少ないですが、毎年必ず出題されます」

才蔵さん「だからこそ、京都の色々なところに足を運び、知っていくことなんですね」

ヒロッシー「なるほどです!」

才蔵さん「あっ、気付けばもう15時ですね、おやつにしますか?」

ヒロッシー「時間が経つのが早い!」

フランクな空気の中、こうした流れで問題を解きながら皆さんでワイワイ話していましたが、実は何度も話しは脱線をしていました(笑)

脱線と言っても、京都の雑学であったり、京都検定の裏話など、初心者の僕でも聞いていて本当に楽しく、とても面白い話ばかりでした😊

持ち寄りのおやつを皆さんでいただきました!

この後は、2級の難しい問題や、超難関と言われる1級の問題にもチャレンジしました。

特に1級は選択式ではなく、筆記で直接答えを書かないといけません😱
もう笑ってしまうぐらい難しい問題ばかりでした😇

最後に、今回、京都検定のふりかえり会に参加できて、『知らなかった京都を少しでも知ること』ができました。

具体的には、京都検定を通して京都を知ることで、今まで知らなかった京都の魅力をこの日に味わうことができました。

この日、雪が降る中でしたが、来て本当によかったと思いました。

才蔵さん、また参加していました皆さん本当にありがとうございました!

下記は、京都検定の公式ホームページとなります。
なんと今年で20周年だそうです。
次回は7月9日に3級のみですが実施されますので、ご興味持たれた方はぜひご覧ください😊👌









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