生きるコント
随分昔に買った大宮エリー著の生きるコント
普通の人にはそんな事ある?みたいなエピソードが次から次へと綴られる大宮さんの人生に妙に共感する
駐車場での清算などでたまにお札が戻ってくると30年近く前、結婚前の妻と行ったサンフランシスコ旅行でのある出来事をいつも思い出す
現地在住の友人や知り合いに案内して貰ってちょっとアメリカにも慣れてきた旅行中盤、そろそろ2人で行動してみよう!とフィッシャーマンズワーフに
ケーブルカーのチケットの券売機には長蛇の列で自分も含め皆ちょっとイラつき気味でやっと順番が来るも、券売機に10ドル札を何度挿れても戻ってくる
すぐ後ろで順番待ちしてた2メートル越えの大男に、貸してみろ、俺がやってやる、なんて声掛けられるも、10ドル札を死守しなきゃと握りしめ冷静にNO!と返す
内心焦りながら、同じ事を繰り返していると、イライラMAXの大男が後ろからターン、ターンと大声で言ってきた
ターン?と思いながらもくるっと華麗なターンを決めた瞬間、その場にいた人々は一瞬唖然としたあと、大爆笑
この逸話は子供達にも伝わっているが、50も過ぎると恥ずかしさもなくなって、ことある毎に繰り返されるコントの様なエピソードに家族全員で笑っている