#78 Omoshiro秘密基地に来てくれるCちゃん。
こんばんは!
スグロです。
今日登場するのは、Cちゃんです。
*個人情報保護の為、フィクションを交えますが…会話は全てノンフィクションです。
Cちゃん。
Cちゃんのお母さんは、アルコール依存症です。
とはいえ、数年以上断酒し、飲酒要求も今はほとんどないです。
Cちゃんのお母さんのお母さんも、いつもアルコールを飲んでいる人だったと聞いています。
お金はなくても、ビール瓶だけはいつもケースで部屋にあったと。
学校に、お酒を飲んで酩酊状態できて、先生と喧嘩するのが本当に嫌だったと。
お酒を過剰に飲み続けると…
身体がボロボロになってしまいます。
Cちゃんのお母さんは、今もその後遺症に困っています。
Cちゃんは、人見知りです。
でも、話したくて仕方ないので…モジモジこちらをいつも見ています。
先日のイベントの時には、ハサミを忘れた子に気づき…「わたしのハサミ使っていいよ」と、こっそりわたしに耳打ちしてくれる子です。
Cちゃんにとっての…秘密基地は。
花がたくさん咲いていて
楽しい気持ちになって
安心して
悲しい気持ちを忘れられる…
そんな場所だと話していました。
ヤングケアラーであるこどもたちへのサポートについて、これまでも話をしてきましたがあらためて、 Omo shiroに来ているこどもたちとの関わりから感じるのは…
可愛そうなこどもたちではないのです。
こどもたちは、お母さんお父さんのそばに今いたいのです。
ケアが必要なお母さんお父さんがいる。
そこに暮らす幼いこどもたちがいる。
それが事実でそれが全てなのです。
Omoshiroでは、お母さんお父さんには、制度を活用し生活面や身体のサポートをします。
こどもたちには、こどもらしく過ごせる場所とオモシロイ大人との出会いを仕掛ける。
親子まるっとサポート
これが、わたしたちの取り組みです。
Cちゃんが…
わたし、楽しいよー♫と、心から自然に言えたり
○○ちゃんと、一緒にいると安心するー
なんて言葉が出てきたらいいなぁと思います。
その時は、すかさず
「楽しいってほかにどんな表現になる?」といった恒例ワークを交えながら…
楽しみを感じる名人になっていただきたいものです。
では!また!
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B Y.スグロ