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#43 真実は人の数だけある。


こんばんは!

今日は、わたしが好きなある漫画での一節を紹介します。

「真実は、人の数だけある」
「でも、事実は一つ」

先日の話。

ヘルパーさんの活動中に、親子喧嘩勃発。
しかも、そうとう激しい喧嘩でした。


*ヘルパーさんから見た真実
・片付けは終わったから、食事準備をしたいけど、食材もメニューの指示がもらえないな。
・どうしますか?と、聞くも返答ないし、そんな状況ではないから今日は活動終了した方がきっとお母さんのためになるよね。


*お母さんから見た真実
・こういう家だからこそ、そのままそばにいてほしかったんだ。
・トラブルに対し、冷静に業務的に対処されて辛かったよ。

人は、自分自身の主観でしかものを見ることは難しい。
だから、それが正しいと言いたくなる。

だから、真実は人の数ほどあるんです。
ヘルパーさん、お母さんどちらの言い分も真実ですべてなんです。

今回の事実は、親子喧嘩があったこと。
ヘルパーさんの活動が1時間で終わったこと。
この2点です。

私たちpswは、時々こういった真実のぶつかり合いに向き合います。

親子だったり
夫婦だったり
本人と主治医だったり
本人と区役所職員だったり

わたしとお母さんだったり…と。


お母さん自身の考え方や、行動に影響を与えている背景にはなにがあるのか?

真実と事実を整理し、固定概念や、他人の目にとらわれず私なりの言葉で表現して伝える。

そんなことを意識しながら、対話をします。
上手くいかず、撃沈も多々ありますが…

自分ごとも含め
真実は人の数ほどあるよという話でした。

では、また明日!

BY.スグロ