#77 わたしたちが、こどもたちとのワークを大事にするわけ。
こんばんは!
スグロです。
Aちゃん、Bちゃんのエピソードではもちろん、これまでの Omoshiroのこどもたちの居場所記事では、何度も繰り返し
「こどもたちとのワーク」
という言葉が登場していたと思います。
今日は、なぜ私たちが、こどもたちとのワークを大事にしているのか?
その理由と願いを、あらためて丁寧に書けたらと思っています。
はっきり、すっぱり話すと…
そんするんです。
例えば…病院の診察場面を想像してください。
足に切り傷の怪我をして、外科を受診する時、キズの深さ、程度で治療から処方まで比較的スムーズです。
なぜなら、目に見えるからです。
同じ状況をみんなが共有できるからです。
これが…頭痛などでの内科受診の時、上手く伝わらないなぁ、伝わったかなぁと不安になったことある方、多いのではないでしょうか。
目に見えず、
同じ状況をみんなで共有することができないだけで、こんなにも難しくなるのです。
それにもかかわらず…
困った時こそ、困っている時こそ…
誰かに伝えるということが必要になるのです。
家族だったり
学校の先生だったり
区役所の人だったり
病院の先生だったり
分かってもらえるだろう…と期待しても難しいのです。
だから、わたしたちは…
「伝える、伝わる練習」をワークとしてしています。
こどもたちにも、練習だよーと毎回話します。
思いっきり練習できる安全な場所をつくります。
上手くなってきたねーと、変化をほめます。
伝わると…うれしいねーと、一緒に体感します。
同時に、わたしたち大人が
こどもたちの言葉をちゃんと聞くことも必要です。
ある方より先日、「聞くは覚悟だね」なんて話も聞き…そのとうりだなぁなんて思ったりもしました。
ワークを積み重ねることで、こどもたちが生き生きと自分の言葉で、自分を表現したり、自分を語れるようになったらいいなぁ…と願い
次回も、頭をひねりながら、わくわくしながらこどもたちとするワーク内容を考えています。
では!また!
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B Y.スグロ