【vol.1】尼崎で「場」を作るコミュニティデザイナー・藤本 遼さん
今回は、尼崎を拠点に様々なイベントやプロジェクトを手掛けているおもしろプレイヤー、藤本遼さんにお話を聞きました。
お寺でカレーを食べるイベント?障害のある人もない人も楽しめるフェス?
藤本さんのいるところに「場」がうまれる、その場づくりの背景にある想いについて語っていただきました!
—普段はどんな活動をしていますか?
表現は日の気分や聞き手によって変えてます(笑)
今日は、「ローカルで掛け算を作る活動」とか「人の可能性を信じる仕事」と言ってみます!
世の中には、やってみたいこと、興味があることを内に秘めている人がたくさんいて、でも多くの人は役割や立場、常識に自分を押し込みがち。いろんな理由から自分でブレーキをかけていることがたくさんある。
だからそういう人の背中を押す意味で、「やりたい」を「できるかも」「やってみた」そして「できた!」にするための場をつくりたいと思っています。
場を通して人や価値観に出会うことは、その人の可能性を広げてくれると思っているので。
—活動している場所(尼崎)について教えてください。
尼崎は「面白がり屋」が多い気がしますね。
市役所職員もパラレルキャリアで起業したり、地域に出たりできる環境があって。若い人にも機会が与えられていて、おもしろいことを始めやすい環境があるのがいいなと思います。
あと、市の施設内にある専門学校の壁でスマブラをやってみたりとか!そういうノリみたいなものを面白がってやれるところも魅力かな。
何か意味あることをやらないといけない、ふざけられない状態って息苦しいじゃないですか。
遊びをつくること、ぎちぎちを緩めること自体が価値になると思っているので、そこは場づくりの中でも意識してます。
—最近「おもしろい」ことは何ですか?
前提となってるゲームのルールや基準を変えようとしてる人・ことはおもしろい!
新しい、まだ世にない、注目されてないものに着目してる人とか。
その人のならではの人生経験に基づいたものが反映されてるのを感じます。
—どこに行けば会えますか?場所、機会があれば教えてください。
ホームページをみてください!(笑)
直近では、2023年7月22日に「プレー・プレー ・ミーツ!!出演者事前交流会+ミーツ・ザ・新喜劇オーディション+オープンミーティング」@橘公園野球場を開催予定。
お話を伺う中で、藤本さんが手がける多岐に渡るプロジェクトは、だれかの「やってみたい」「おもろそう」という小さな思いに伴走し、一緒に楽しもうとする中から生まれていることが伝わってきました。
活動の幅をますます広げていく藤本さん。今後の活動も楽しみです。