愛犬は人生の師匠!〜犬が教えてくれた大切なコト
「私は、愛するという気持ちも、愛されるという気持ちも犬に教えてもらいました。」
こう言うと、犬を飼っている人は深く賛同して下さり、そうでない方は「犬から?!」と驚かれます(笑)
一応、旦那さんもいる私ですが、無償の愛というものは、犬を飼ってから深く深く感じることたくさんあったのです。
きっとお子さんがいる方は、お子さんからそんな気持ちを教えてもらってますよね?
子供のいない我が家にとっては、この子(犬)は息子。何かあったらかならず私が守ります!
そんな彼からたくさんのことを教えて貰いました。
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1.『喜び上手』〜嬉しいを相手に伝える
毎日一緒にいるのに、帰るとまるで1ヶ月会ってなかったかのように大喜びするのが犬のお出迎え。
「さっきまで一緒にいたよね?」と半笑いになりながらも、飼い主としてはとっても嬉しいものです。
自分が嬉しいと思っていることを相手に伝えることで、伝えられた人も喜びを感じてくれるということですよね。
2.『ただそばにいる包容力』〜何も言わなくても温かい
私が笑っていたら飛び跳ねて一緒に喜び、泣いていたらそっと寄り添ってくれる。
時には、私が何もかも嫌になって彼に冷たくしてしまった時も、疑うことなく、またそばに来てくれる。
「ごめんね」「ありがとう」と素直に言葉が出るのは、ただひたすらに自分を信じてくれていることが痛いほど分かるから。
誰かが心を痛めている時、そんな風に寄り添える人になりたいなと思うのです。
3.『時間は有限』〜人生は永遠ではない
同じように毎日を過ごしているはずなのに、気づけば彼らはどんどん先に年老いていきます。
いつの間にか白髪が増え、眼が少しずつ見えなくなり、昼寝の時間が圧倒的に増える姿は、ちょっと切ない。
「人生の時間には限りがある」なんて当たり前のことを、私は毎日生きていると、どこか鈍くなっています。
私が育てているつもりが、いつの間にその背中で無常を教えてくれる人生の先輩です。
4.『命の尊さ』〜失う怖さは人を動かす力になる
愛犬が、一年前はできたことがいつの間にかできなくなる姿を見ていると、老いを感じて切なくなります。
でもそれって、人間が勝手に決めつけた、老いることへのネガティブな思い込みなんだと気づきました。
だって、愛犬はそんなことお構いなしに、大好きな散歩へ嬉しそうに行き、ご飯を美味しそうに食べ、気持ちよさそうに寝ています。
そこに命があることが、心から愛おしいと思えるのです。
だから、老いたことを嘆く暇があるのなら、彼にとって大好きなご主人(私)として、一緒にいる時間をたくさん笑って過ごしたい。
犬が好きなものを好きと表現する素直さは、それに応えたいと人の心を動かしますよね。
5.『無償の愛』〜自分も唯一無二の存在
愛犬にとって私は、どこの誰であろうなんて関係ありません。
何ができて何ができないとか、地位も名誉もなく、大きな貢献をしたり、人から立派だと思われる人間であるかないかなんて、彼らには関係ないのです。
目をキラキラさせて、シッポをぶんぶんと振って「好きだ!」と全身でアピールしてくれると、自分が特別な人間になった気持ちになります。
ただそこに私がいることが嬉しくて、他の誰でもなく唯一無二の存在であることを教えてくれるのです。
そう思うと、いつかお別れの時がきたらどんなに辛いだろうと覚悟をしながら、その時はありったけの感謝を伝えようと思うのです。
そんな無償の愛を、私も持っている人間だと教えてくれたから。
PS
言い出せばキリがないですが・・・分かってます、ただの親バカです(笑)
でも何より私は、愛するコト、愛されるコトを教えてもらいました。
犬は、いえ、言葉の話せない動物は、時として信じられないくらい大きな愛をくれますよね。
もし、人間関係に少し疲れてしまったら、人間以外の動物と触れ合ってみて下さい。