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何が家人にとってベストなのだろうか…

昨日も介護に忙しい1日だった

 9:30 訪問診療の先生の月1回の訪問
10:00 おうちコンシュルジュのお姉さんが食事を作りに
   ⇒その間、私は薬局に処方箋を頼みに行ったりスーパーに行ったり
12:00 家人にお昼を食べさせる
14:00 外来リハビリに出かける
   ⇒スコールのような大雨に遭ってびしょぬれになる
17:00 ヘルパーさんが家人に夕食&歯磨き&移乗をやってくれる
19:00 訪問リハビリの先生が来る

この間にちょこちょこ洗濯したり、
自分の仕事の返信を返したりしているうちに
1日なんてあっという間に終わる

自分の時間なんてほとんどない

けど、この毎日がすごく嫌なのかと言われたら
良くはないけど、すごく嫌でもない
(めんどうくさくはあるけど…)

特に外来で通っているリハビリは
先生が明るくて、結果を出そう!と言う気持ちにあふれている
本人よりも汗をかいてがんばってくれる
「良くなるためのことは何でもやる!」
という社風が体育会系気質の私にはすごく心地よくて
見ていて気持ちがいい

私も前向きな気持ちになれるから好きだ!


リハビリを終えて帰宅すると
17時から
障害福祉のヘルパーさんが来て家人の夕食を食べさせてくれる
これだけでも大助かりだー!
もたもたしてても叱られないから家人もきっと快適だろう

そして19時からは
その後、訪問リハビリの治療を受ける
先生からは
「今日はとても状態がいいですね!」
と褒めてもらえた

家人はやっぱり人に会ったり、忙しくしている方が
楽しいんだなー

刺激って大事だよね


先生が帰った後、
「5年前の今日はヨーロッパ縦断の旅をしていて
 4年前の夏はコロナで海外に行けなかったから伊豆半島を
 バイクで一周してたんだよ
 また旅行に行きたいよね」
と話したら、

「うん!行きたい!」と目をキラキラさせながら言う

なので、
当時の写真を見せながら旅行の話をした

もちろん当時のことは覚えていない
「へー、そうなんだ、
 こんなところに行ったんだね」
と楽しそうではあったけど…


その中に、
退院したての家人のリハビリの動画があったので、
サムネイルを見せて
「こんな風にリハビリしてたんだよ」と話したら

「どうして僕はこんな風に起きられないの?
 (この動画の僕は)何してるの?」
というので、ちょっとびっくりした

「え!交通事故にあって動けなくなったからでしょ
 今だって一人じゃ起きられないじゃない
 この動画見てみる?」
と言ったら

「いや、いい、見ない!」
と断られてしまった

やっぱり現実認識力がないんだなー
すっかり旅行に行く気分になっていたのに
悪いことをしてしまったのだろうか…


中世の城壁に囲まれた世界遺産の街アヴィニョン@プロバンス
入館すると一人1台タブレットが渡され、それを通して見ると当時の様子がVRで再現できる。すごくおもしろい体験だったー

2019年は、私が行きたかったフィンランドからドイツに渡り、
そこから車で南フランスまで行くという
ヨーロッパ大陸を3週間くらいかけて縦断した旅に出たのでした
楽しかったなぁ 夢のような時間だった (遠い目)

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