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ラーメンのトッピング

当記事をご覧いただきありがとうございます。
この記事はお食事以外の時間に見ることをオススメいたします。

このお話は絵の先生に弟子として働いていたときに起きた出来事です。

その日催事であるデパートに来ていた。
お昼時になって師匠に『ひとが少ないうちにご飯行ってきな~』と言われお昼にいった。
サクッと食べれるようにその日のお昼はラーメンに決めた。

お店に入り、ラーメンを注文して待っていた。
『お待たせしました~』
目の前にラーメンが置かれた。

食べようとしたらどんぶりのフチに
ちぢれ毛が1本トッピングのごとく添えてあった。

目の前の光景を疑った。
一瞬で色々なことを考えた。
え、なんで?
どこの毛?
え、ニュータイプのトッピング?
『お待たせしました~ラーメン、ちぢれ毛トッピングでーす。』
いや、多分違う。

店員さんを呼んでこの状況を伝えるのも非常に気まずい。
どうしよう、どうしよう、、ラーメン食べに来ただけなのになんでこんな葛藤しなきゃいけないんですかーーー泣
腹をくくっていっそ、このままラーメンちぢれ毛トッピングをアリーナ席で見ながら食べようかとも思ったが私には無理だった。

時間は過ぎていく。
早く戻らなきゃ。

意を決して店員さんを呼んだ。
『すみません(超小声)』
例のものを指を差し現状をひっそりと伝えた。

店員さんも気まずそうにそっとどんぶりを下げ『作り直します。』と。

まもなく作り直したラーメンが出てきた。
お詫びにと味玉と炭酸飲料をいただいた。

あじたまたべられない。
たんさんのめない。。

炭酸は頑張れば飲めるのでげふげふしながら半分いただいた。
味玉はスープで隠した。ごめんなさい。

ラーメン屋に滞在した短い時間であんなに色々な感情を動かされたことはなかった。

ラーメンのトッピングは海苔かメンマかネギがいいな。

【追記】
そういえば飲食店で飲み物を頼んでストローで飲もうとしたらなかなか吸えないなぁと思っていたらストローの下がプレスされていた。
首の骨が出るくらい一生懸命ウーロン茶を吸って飲んでいた私。
恥ずかしさとせつなさとおもしろさと。

今週は以上、ラーメンのトッピングをお送りいたしました。
また日曜日に!

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