85mmF2
今年もあと二日となった日の朝。さて朝の散歩はどこ歩こうか。
カメラもどれにするか迷った末、Df にした。
カメラを決めてから、レンズでも悩んだ。
悩んだ末、AI-S NIKKOR 85mm F2 にした。
どこを歩くか決めてなくて、行き当たりばったりにした。
まだ進入したことのない道があったことに気づいた。
まだ身近に新しい発見があったわけ。
そしてここからの眺めもここでしか見ることができない風景で、ちょっと感動した。
ここでしか見えない風景だってのは当たり前のことなんだけれども。
久しぶりに通ったみちではまた別の発見があった。
古い建物がリフォームされて、建築事務所が入ってて、とっても洗練された雰囲気になっていたのだ。
触る人が触ればカッコよくなるものである。さらに、自然林の木がバッサリ切られて眺めがよくなっていた。
歩いてみるものだなとあらためて考えていると、朝日が差し込んできた。
朝日が当たるサザンカの美しいこと。
冬の朝の光のあたたかさって、冬だからこそってのもあるかもしれないけれど、ほんとあたたかく感じられる。
夏だとあたたかいを通り越して暑いし、そもそもこんな色をしていない。
あたたかさは、温度だけじゃなくて色でもある。
進入したことのない場所から撮ると、とても新鮮だ。
住宅地しか歩いてないけれど、とても楽しい朝の散歩だった。
12月30日は、とにかく母の家を片づける日にした。
娘が勤める病院に入院している母が退院して帰ってくるまでに、できるだけの片づけをして、暮らせるようにしておかなければ。
わりと順調に回復しているようで、1か月後には帰ってきているかもしれない。意外と時間がない。
溜め込んだモノたちを処分し、片づける作業は難航しているけれども、これも必ず終わりがくる。エンドレスではないはず。
そう信じながら妻と一緒に片づけている。今日は弟も参戦してくれて、また一気に進んだ。
戦死した祖父の兄の遺品なんかはほんとに捨てられない。こういうものは捨ててはいけないのではないかと思うモノもあった。
自分の写真は捨てられても、祖父母のや父の写真はなかなか難しい。すでに他界している人の写真って、捨てにくい。
気づいたらお昼ごはんも食べずに作業していた。娘が残業して帰ってきて、ようやく一段落させた。
有意義な朝の散歩に続いて、有意義な片づけとなった。
片づけて片づけてなお片づかずでも片づけて成果喜び
AI-S NIKKOR 85mm F2 / Nikon Df
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