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買い物

息子が春から社会人なので、就職祝いにスーツを買ってあげることにした。
ちょうどタイミングが合ったので二人ででかけた。

大学の co-op 共済で 20%オフになるからってことで最寄りのお店へ。

筋トレしてわりとマッチョになったので上半身に合わせてスーツを選ぶとパンツのウエストをだいぶんつめないといけなくなって時間がかかるらしい。

早めに来てよかったね。

就職したら自分で買うことになるスーツ。

親としての最後の買い物かもしれない。

春から着るものに困らないようにだけはできたかな。あとはせいぜいがんばれよ。

ちょうど娘が帰ってきてスーパーで家族が集結した。
晩ごはんの買い物タイム。

近くのダイエーの店内で写真撮ったのははじめてかもしれない。

カメラは X-E4 でレンズは NOKTON 23mm F1.2 をつけて持ってた。

あまりの日常の風景はかえって写真に残すことなく過ぎている。だからかえってこういうカットは貴重だったりする。

そして日常だと思っていたことがいつの間にか特別なことになってゆく。

家族そろってスーパーで買い物をしたくてもできなくなってゆくものだ。

駐車場に止めている車を運転するのは息子。
助手席に乗って締めるシートベルトはオレにとっては違和感が大きい。

シートベルトのかけ方ひとつでも新鮮な気持ちになるからおもしろい。

買い物が終わって帰宅したら夕方の散歩に出よう。

庭で咲きはじめた梅を撮って。

昨日から今日にかけてまた開いた。
これからしばらくは次々に開く。

サザンカはすでに散り始めた花びらもある。でもサザンカは次から次へと咲くからね。
つまりは落ちた花びらの掃除がしばらく続くってわけ。

散らかる花なので掃除がストレスになる庭木だ。うちにはないから想像だけど。

それもそのうち終わりが近づくとたぶんちょっと寂しい気持ちになるんだろうね。知らんけど。

このサザンカは近所の社宅に咲いてる花。桜の木の下でもある。

桜とか山茶花はこうしてよそのお庭で楽しませていただくのがいい。

夕方の光がいい感じで入ってきた。

日が長くなってきたぞ。

次はロウバイを見に行こう。

月が東の空に浮かんでた。

近所のロウバイスポットは古い家の庭。

木によって色が違うのがまたいい。

何でも個性があるねえ。

息子や娘には自分の個性を生かして花を咲かせてほしいと思う。

もちろん自分だってそうだ。

自分がやりたいことをやって暮らしていきたい。

年々そんな思いは強くなって、できればやりたいことはやらずに過ごしたいと思うようになってしまった。

いかに自分が快適に過ごせるかってことの優先順位が高い。

若いうちはやりたくないこともやらなくっちゃいけないということが多い。

やりたいこともわかっていないから、やりたくないことも不明瞭だったりするし。

まあみんながやりたいことしかやらなくなったら社会は成り立たないかもしれないし。

若い人には夢を追いかけてもらいたい。

まずは追いかける目標をしっかり定めて。

いつもの遺跡に行くと夕方の光が美しかった。

間に合ってよかった。
お、ヒコーキ。

家族で過ごす時間は限りがある。

子どもたちが成人するとたちまちその時間は減る。

そう考えるとステイホームも悪くなかったのかもしれない。

この note もはじめてすぐにステイホームの期間になった。

はじめたのは2020年の3月6日だ。気がつくとあと一か月ちょっとで4年だわ。時は過ぎる。

日曜の夕日が沈む。

VOIGTLANDER の光条。

これを拝めただけで今日一日が幸せだったなあと思える。

いい買い物ができたし。

よい休日に感謝。

一生に一度っきりの買い物と毎日してる買い物の日は

VOIGTLANDER NOKTON 23mm F1.2 / FUJIFILM X-E4

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