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ROKKOR58

何でかよくわからないけれど、使いたくなるレンズってのがある。

気がついたら手が伸びるやつ。

MC ROKKOR 58mm F1.2 はそういうレンズだったりする。鷹の目ロッコールと呼ばれているけど、その呼称はいまいちピンと来ない。

火曜日も青空で明るい朝。

昨日 FL 55mm F1.2 で撮って、ROKKOR でも撮りたくなった。

どっちもいいねえ、好きなレンズたち。

F1.2 の開放で撮るだけで楽しい。これは写真を作品として作り上げる試みではないな。

たぶん、バッティングセンターに行って、ど真ん中の打ちごろのスピードのを気持ちよく打つようなもん。

ゴルフの打ちっぱなしでとにかく気持ちよく打つようなもん。ゴルフやらないから知らんけど。

バレーボールだと打ちごろのネットに近いトスをただ思い切り叩き込むようなもん。

めっちゃ気持ちいいけど実際のゲームだったらブロックの餌食になるやつ。

スポーツでは味わえなくなった自己満足の得られる快感を、カメラを手にすることによって再び味わっているわけよ。

つまりそういうことです。

すげー気持ちいいわけです。

試合では通用しないけれども気持ちいいプレーをひたすら繰り返しているだけでも、満たされるもんである。

精神衛生上とってもいいと思う。技術の向上は別にして。

上手くなるより前に好きとか楽しいとかを感じられることのほうが優先だと思う。

楽しくなってしまえば自ずと少しは上手くなる。

下手の横好きというのは確かにそういうことが多々あるなあと思うけれど、下手でも好きならそれでええやん。

下手でもそれっぽく見えるレンズを使えば、上手くなったんじゃないかと思える。

だからそれっぽく見えるレンズを求めてあれやこれやに手を出しているわけよ。

このレンズもまさにそのうちの一本。

こういうレンズたちと戯れるのにも Z6 はすばらしい。

Z レンズじゃなくても使いやすいというのはほんとうにありがたいことでござる。

オリーブの陰で咲くアガパンサスを撮って、おおおってなった。

いつも通りにただ開放で撮っているだけ。

アガパンサスも花びらの変色がはじまっている。

鉢のブーゲンビリアは一度花が終わって、二番花がきれいに咲いてくれた。

火曜の朝も気持ちよく撮れました。

梅雨明けたそりゃこの空は梅雨じゃないほとんど降らぬ梅雨があっても

MC ROKKOR 58mm F1.2 / Nikon Z6

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