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XR R50f2

K-3Ⅲを手にしてやってみたかったのが、Kマウントのオールドレンズをつけて撮ってみること。もちろん M42 スクリューマウントもいいんだけど、リングとはいえアダプターつけないといけないからね。

Kマウントだとアダプターなしでそのままダイレクトに装着できる。

最初の設定だと、ただ着けるだけではシャッターが切れない。
設定の機能カスタマイズってとこの絞りリングの使用ってのをオンにする必要がある。
最初それがわからなくてあれってなった。フジでいうところのレンズなしレリーズをオンにせなあかんってやつと同じような感じ。

まず使いたかったのが、XR RIKENON 50mm F2 。富岡光学製のやつ。
そしてオールドレンズで逆光を。もちろんサルスベリで。

Mモードで撮ることになるけれど、ISO はだいたい400に固定してて絞りを自分で決めたらシャッタースピードはカメラに決めてもらう。Mモードやけど、PENTAX機の場合はグリーンボタンがある。

グリーンボタンを押せば、測光してくれて適正なシャッタースピードにしてくれるのよ。ほぼ A モードってわけ。

オレの K-3Ⅲはいきってジェットブラックなので、グリーンボタンも黒なんだけど。これまでPENTAXのカメラでグリーンボタン使ったことあったらどれがグリーンボタンかはすぐわかる。
めっちゃ便利。

ファインダー見ながら自分の目を頼りにピントを合わせる必要があるので、そこはどうしようもない。あきらめている。F2 でもはずしてる。

Kマウントのオールドレンズをそれほど持ってるわけじゃないけれど、これともう一本、明日つけようと目論んでいるレンズで遊びたい。
明日果たしてそれをつけて散歩に出られるのかというところが少々不安だけれど。

今朝打ってもらった4回目のワクチンの副反応がどれくらい出ているか。夕方の時点で何となく来たなって感じがしていた。
ファファファときて今回はモ。その流れが抗体が一番上がるっていう説もあるからそれを期待しているけれど、副反応もしっかり出そうな予感。

それにしても、今回も実に市民が受けやすい親切なシステムになっていて、感動した。

我々も4回目の該当者となったと連絡を頂戴して、すぐにサイトにアクセスした。

そこで申請すればメールで接種券が届くことになっていた。E-mail 接種券で、送られてきたメールがそれ。当日はそれをご提示ください、となっていた。

そしていつどこで受けられるか、を予約サイトで確認。曜日や時間は限られているけれど、ちょうど休日の山の日が空いていたので、迷うことなく予約した。

これまでは副反応の関係で翌日は仕事を休む段取りが必要だった。オレの場合副反応が強く出るタイプってことで、翌々日も休んだほうが無難。
でも今日なら明日明後日は盆休み中である。もちろん旅行や帰省の予定もないし。

車で15分くらいの場所だし、予約していたから流れもスムーズだし、うまいこと会場もセッティングされていて、予定通り9時から9時半の枠どおり、15分の待機を終えても9時34分だった。スタッフの方々はみなさん親切でやさしく対応して下さって、至れり尽くせりだった。すばらしい。

これがすべて無料で受けられるのである。今回爆発的に広がっているやつは免疫をすり抜けると言われているけれど、打たないよりは打ったほうがいいと思う。ここは個人によっていろいろ考えがあるみたいだけど、一部の方をのぞいては間違いなく予防効果、重症化予防効果が認められている、らしい。

副反応はあるにしても、それは何事もトレードオフである。魅力のあるカメラやレンズを使いたければそれ相応の費用をかけないといけないように。

ワクチンの場合は費用が無料なのである。いや無料なのではなく市が負担してくれているのである。

公的に武器を提供してくれているわけである。接種会場で働いてくれているスタッフのみなさんは無償ではないので、薬剤のほかに人件費や会場費やいろいろコストがかかっている。めちゃめちゃありがたいことである。

それが待ち時間ほぼなしで快適に受けられて、親切に応対してもらえて、それなのになんで受けないことを選択されるんだろう、と思ってしまう。まあいろいろお考えがあるんだろうけど。

12時間を過ぎてさすがにこれはちょっとしんどいかもな、と思っているけれど、2日もすれば元気になるはずなので、がんばって乗り越えよう。

夕方の散歩もちょっと軽めにしとこうか、と妻とユルユル歩いた。
斜面の住宅地なので立体感のある路地があって、お気に入りの場所で写真を撮るなど、ほんとフラフラしながらのひととき。

このカメラが届いて、やってみたかったことがほかにもあって、それもやってみた。

ユニクロで打ってた K-3ⅢのTシャツを着てこのカメラで撮りながらの散歩。

オッサン。お前もか、と言われそうだけど、何となくやってみたかってん。

まあ誰も気がつかないのはわかってるんだけどね。気分の問題。

Tシャツ買ったんいつやったかなあ。だいぶん長いこと寝かせてた。
忘れてしまうところだった。

あともう一つは、ストラップの交換。とりあえず純正のストラップつけて使ってみてたんだけど、やっぱりどうもしっくりこない。
かつては純正のストラップ使うのが当たり前だったんだけど、ロープ系を使うようになって、ロープがいいなと思っている。

ストラップの難しいところは、カメラとのジョイント部。どうすっきりつなげるかというのが大きな課題である、と思っている。

金属製のリングだとどうしてもボディとこすれる。そのためにレザーのカバーがついてるけど、あれもなかったらいいのに、と思っている。

パラコード編んだやつを直接つけられたらいいのに、それが意外と簡単にできない。

一旦あきらめて金属製のリングでつなげてたけれど、やっぱりボディにこすれるし、見た目にもいまいち。それだけシルバーだし。

少々付属の金具にキズをつけながらになってしまったけれど、何とかむりやりねじ込んで、パラコード編んだストラップで使えるようになった。
これは今日のなかなか大きい収穫である。

と考えれば、今日はあれやこれやとなかなか収穫の多い休日になった。

墓参りもできたし、ワクチン打ってもらえたし、Tシャツ着られたし、ストラップ交換できたし、XR RIKENON 50mm F2 を K-3Ⅲで使えたし。

失うことがあっても、得られることがあれば、いいからね。人生はトレードオフだ。

得るためには、代償が必要で、大きく得るためには、大きな代償を払うことになる。自然の摂理だ。
ただ、必ずしも正比例ではないとは思う。
コストと満足度の関係は、単純なものではない。

少なくともこのレンズは、少ないコストで、大きな喜びを得られていると思っている。まあ人によるやろけどね。

得るために払う代償いかほどか何にもなしで得られるわけが

RICOH XR RIKRNON 50mm F2 / PENTAX K-3Ⅲ

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