ふらり岩屋へ
昨日雨が止んで、予定通り庭木の剪定ができたので、日曜は軽くカメラ散歩をしたくて妻とでかけた。3週連続である。
これがとにかく今のぼくの楽しみで。
山陽電車乗って明石に行って、ジェノバラインで海上20分。船に乗ると旅気分。
岩屋に着いて、歩く。
めあては岩屋のお寿司屋さんだったんだけど、11時の開店前に行ったのにも関わらず満席で断念。人気店はこんなもんよね。
新しくできたタコステってところにある漁師めし友明丸ってとこで海の幸をいただいた。こちらもたいへん美味しく、特に鯛の天ぷらが最高でありました。
腹ごなしのために歩く。坂を上る。狭い路地を進む。
カメラはTopcon 35-L。かっちょいいレンジファインダ―機。レンズはTopcor 4.4cm F2。1957年製のカメラだけど明るいレンズ。贅沢な仕様。
透き通るような描写がすてき。フィルムのおかげってのもあるだろうけど。この感じは Konica autoS2 なんかでも感じた。フィルムカメラ独特の味だな。
単焦点のレンジファインダー、好きやわ。
岩屋の雰囲気は前からいいなと思ってて、でもなかなか歩くチャンスがなくて。
直線距離なら我が家から5kmくらいの場所なのに、とても風情があっていいところ。
天気がいいと暑くて汗が出てくる。日頃の運動不足のせいもあって足が重い。でも、せっかく来たんだからと展望所まで上る。
秋の空が気持ちいい。ちょっと雲は多いけど、他に人はいないし、こういう場所好きだわ。
3密がどうとか以前に元々人ごみは好きではないので。
このあたりも地域ネコが多い。路地を歩くとネコに会う。
昭和の香りを残している建物が多くてワクワクする。
被写体がいくらでもある。
このカメラ、撮り切ったことが分かりにくくて、フィルム最後まで行ってるのに巻き上げレバーが回ってシャッターも切れる。最後のコマが多重露光になってしまってた。
途中で気づいてフィルムを巻き上げて新しのに入れ替えた。
現像してみるまでどんな風に撮れてるかわからない。そもそもシャッタースピードもイケてるのかすらわからない。バルブができない状態だし。
だからサポートカメラとして持ってきてるX-E3でもいくらか撮りながら。
のどが渇いたのでコーヒーをいただくことにした。
できて間もないらしい岩屋コーヒーさんへ。
古い建物をリノベーションしておられるとてもステキなお店。古い喫茶店に入るのもいいけど、こういうとこもよき。
今風なレトロな雰囲気で、コーヒーも美味しかったです。冷たいのが飲みたかったのでアイスコーヒーにしたんだけれど。
断念したお寿司屋さんの近くを再び歩く。ネコがいたから。
うまく撮れてるか自信なかったけど、めっちゃいい感じやんか。
このカメラ、すごくいいじゃないですか。
路地の狭さといい、建物の古さといい、そそられるエリアだ。
もっとていねいに探検してみたくなる。
こういうところはフィルムカメラで撮るのがおもしろいと思う。カメラの年代とマッチしてる。
ここは岩屋商店街の一本南の筋。こっちのほうがおもしろいと思う。
帰りはバスにしようってことで、歩く。鵜崎ってバス停まで。これ結構距離あるけど、歩くの好きだし。
途中の石屋神社に寄り道して。
立派な神社。ここでもいろいろお願いしますってことでお参り。
ここも海のそばで、よいです。
橋がつながってて、渡っただけで、海の色も砂浜の砂の色も違う。もちろん町の様子も違う。
近くてもなかなか訪れることないエリア。アクセスはいいので、また来よう。
半日の遠足だ。
フィルムカメラを持って、ふらりと行くにはちょうどいい。
船に乗りふらり訪れ旅気分帰りはバスで15分なり
Topcor 4.4cm F2 / Topcon 35-L / Kodak Color Plus 200
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