あずけて
金曜はうちの犬が日帰り手術を受けることになっていて、いつもと違う朝になった。
散歩に行くと帰ったらごはんというのがいつもの流れなので、散歩には行かずごはんも与えられずに過ごす朝に。
オレは軽く庭だけ撮ることにした。
Planar 1.4/50 ZF.2 を Z6 で。
開放でギボウシを撮るととなりのシランの葉っぱがちょっといい感じになった。やっぱプラナーいいなあ。
うちの犬はホームセンターのペット売り場でびっくりするほどディスカウントされててなんでだろうと思ったら、睾丸が片方下りないだろうということでそれが腫瘍になるリスクがあるからってことだった。
近所の動物病院で世話になるようになって、腫瘍になってしまうようだったら摘出しましょうってことで経過をみることにした。
そこから9年ほど経って、10歳になった。
大きくなってきたことに気づいた。
今日はそれを取ってもらう日。言ってみれば去勢手術をおじいちゃんになってからするような感じ。ではないかと思っている。
そうであってほしい。
ついでにダメな歯は抜歯してもらって、歯石も可能な範囲で除去してもらうことになっている。歯周病が進行してしまっている歯は抜いちゃってください、とお願いしている。
うちの息子はすっかり回復してきて、昨日試しにやってみた抗原検査でもほぼ陰性になった。明後日までの療養期間が終了したらようやく我が家にも日常が戻るはず。
犬の手術がその期間内だったのはむしろよかったかもしれない。
家族で暮らしていると、なんだかんだあるもんである。
平穏がいちばんだ。
出勤時に動物病院に犬を預けた。
通常なら開いてない時間なのにわざわざオレたちのために朝早くから対応して下さった。親切な先生なのよねえ。
全身麻酔もはじめてで、そもそもよそに預けられるのもはじめてのうちの犬。
まあ何事も経験だ。
犬にとっても、家族にとっても。
車に轢かれても大けがすることもなく、自然に治ったからな。
今回もケロッとして帰ってくることだろう。
なぜか散歩にいかずごはんももらえず、何でだろうって顔してたけど、ごめんよ、今朝は絶飲絶食なのよ。
無事終わりますように。
病院は好きじゃないのに預けられ手術を受けるうちの老犬
Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 ZF.2 / Nikon Z6
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