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水仙と蝋梅

日曜朝は目が覚めたけど布団の中でしばし至福の時を過ごす。犬が一緒だとあったかい。

明るくなってきた頃にゴソゴソ起きはじめて、散歩へ。

今朝も 28mm でいこう。Df に Ai NIKKOR 28mm F2.8 をつけた。

このレンズは30cmまで寄れるから小さいものもそこそこ大きく撮れる。

近寄れないと小さいものは小さいままで、遠くのものは相変わらず全部小さい。

画角が違うと散歩してるときの視点が変わる。無意識なのか、それともカメラを意識しすぎなのか。

今朝もここんところ気に入ってる場所へ。廃屋に咲くスイセンを。

先週の日曜日もここに来た。

広角レンズでははじめて。撮れる画が違う。

だから同じ場所に来ても楽しみ方が変わる。

ここ数日28mmにしてるのには、訳がある。

この画角を身体に馴染ませておきたいから。

そう、あれを注文してしまったのよ。

南東の空がほんのり色づいていい感じ。28mmだと空を撮りたくなる。

残ってる月だって少々高くても余裕で入るもん。

石垣に生息する植物たちも離れなくても全体が撮れる。

広く撮れるといいことがある。

ヒコーキは相変わらずちっちゃいけど。

咲いてるかなと思って行ってみるとスイセンが咲いていた。
ここに住んでおられた方がここを売却してマンションに転居されたのはもう3年くらい前かな。

敷地は半分売れてそこには家が建ち、半分はまだ残っている。
残していかれたスイセンが今年も咲いていることをご存知だろうか。

思い出があり過ぎて、ここに訪れることはかえってできないかもしれない。

ここは高齢になると坂がきついからちょっとたいへんになる。
眺望には上り坂と階段がセットだから。

そして眺望がある場所は広角レンズが楽しい。

空撮ってるだけでもええからね。

さて、そろそろかなと思って行くと、ロウバイが咲きはじめていた。

花だけ撮るなら広角だとがんばって寄らないといけない。

だから周囲の景色ごと撮ろう、となるんだけど、うーん、なかなか難しい。

まあ、咲きはじめたということで。

スイセンにも、近寄って撮ってみる。

白い扉は広角だと撮りやすい。狭いレンズだと全体入らんかった。

ズームレンズだったらどっちも一本で済むんだけど、単焦点が好きなんよねえ。

おお、階段下の犬と上のオートバイが一緒に撮れた。

28mmだと肉眼で見た光景よりもずいぶん広く撮れる。

35mmもいいけど、28mmじゃないととれない画がある。

苦手でも好きになれそうだ。

40mmが人気のようだけれど、その辺の画角はほかのカメラで。

40mmくらいになる組み合わせはいくらでもあるし。

先週見つけた水仙郷。スイセン越しのアウディが撮りたかったのです。

古い住宅が取り壊されて、新しく宅地の造成がはじまっているところにハゼの実が鈴なり。

この木は残るんだろうか。

サザンカは花の始末がたいへんね。

次から次へと咲いてくれるのはいいんだけど。

ヒコーキが見えたので F8 無限遠にしてとっさに撮った。

いい散歩だった。

うちの庭のロウバイはつぼみがひとつだけ。貴重なつぼみが開きはじめた。

GR3 のことを思いながら Df で撮ってたけれど、やっぱニッコールはさすがっすね。 

ボケに雰囲気あるねえ。

うちのトサミズキがかっちょええ。

日曜の朝はほんと楽しい。

廃屋に咲く水仙がもう少し近くならばと身を乗り出して

Ai NIKKOR 28mm F2.8 / Nikon Df

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