月は朝に
土曜の朝は Canon FL 55mm F1.2 を S5Ⅱにつけて。
もちろんまずはヒガンバナ。
密に咲くとどうしたものかと悩む。
少し離れて咲いてるのに目がいく。
群れの中にいるより単独のほうが目立つのは何でも同じ。
見てもらおうと思えば群れをはずれるのが手っ取り早い。
花を撮っているといつも思うことだ。
群れもいいんだけど。
おっと月ではないか。
中秋の名月として多くの人に見つめられた月。
雲に見え隠れしてる。
月はただ一つ。これしかないから必ず注目される。
その中でも昨夜は中秋の名月ということで、一年で最も眺める人が多いであろう夜だった。
オレは夜ではなく朝に眺める。
いつの頃からか、月は朝に見るものとなっている。
ちょうど坂を下りた向こうの海の上に浮かんでいた。
そうか、今日で9月も終わるのか。
早いなあと思うけれども振り返るとあれもあったしこれもあった。
なかなかに中身の濃い日々ではないか。浮き沈みもあって。
月はこれから欠けてゆく。姿を変えながら、いつもオレたちの一喜一憂を見守ってくれているんだな。
このオールドレンズは気に入っていて、コンスタントに使っている。
2年前にもこの時期にヒガンバナを撮っている。
うまく言葉では言い表せないけれども使いたいと思うよさがあるのよね。
好みというか相性というか、たぶん数値化できない。
使いたいカメラとレンズで撮りたいものを撮っていれば幸せなのよね。
西の空雲の切れ間に現れた年に一度の名月朝に
Canon FL 55mm F1.2 / LUMIX S5Ⅱ
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