50ｍｍF1.8G

いつの間にかすっかり Nikon がなくてはならない存在になった。かつては
Nikon というのは自分にとっては縁のないメーカーだと思っていたのに。

オールドレンズ撮るにはフルサイズのほうがいいし MF でピント合わすのは見やすい EVF がいいしってことで今回 Z5 を相棒にした。ついでにマウントアダプターも FTZⅡをはりこんだ。

このアダプターで AF が使えるようになる F マウントレンズは AF-S NIKKOR 50mm F1.8G を所有している。Df のキットレンズ。

いわゆる撒き餌レンズになるのでとっても安価である。
Z50mm F1.8S はもう手元にないから Z5 で AF 使える50mmのレンズはこれだけになった。

どなたかがこのレンズは Nikonの良心だっておっしゃってたのが印象に残っている。いい言葉だなあと思って。

良心でありかつプライドなんだろうね。
妥協しないものづくり。

Z5 というカメラもきっとそうだし、オレなんかにはとても手が届かない Z9 だって安いって言われているもんね、スペックに対して。
そういう話を聞けば聞くほどNikonっていいメーカーなんだなと思うようになっている。

50になってやっとNikonに辿り着いて、オールドレンズやらフィルムカメラも手にしてみて、Df からの Z6、そして今回 Z5 へ。
いいっすね、Nikon。

Z5 に FTZⅡかましてそれに AF-S NIKKOR 50mm F1.8G をつけて夕方散歩に出かけた。

まずは庭のミモザとオリーブ撮って。さすがに AF はしんどいところもあるけれど、 MF にして撮ればいいじゃないか。

今、娘のお友だちに Z の 40mm と 28mm を貸し出し中で、それもあってこれ使ってるんだけど、こうしてあんまり使ってなかったレンズを使ってみて、めっちゃええやん、と思えるのは何なんやろね。

もしかしてこの組み合わせの相性がこってり系同士でよいのかも。

夕方の光がまたよかった。

今日の夕方はええ光でしたわ、マジで。

こういう光のタイミングで撮ったら何撮ってもよく写るのよね。

ご近所のスイセンが最高だったわ。

今朝、気づいてなかっただけのクリスマスローズのつぼみを見つけてうれしい気持ちになったけれど、このレンズもそのよさに気づけてなかっただけかなと思う。

たぶんコスパは敵なしだわ。

つい思ってしまうなあ、コスパ。

ここのスイセンも毎日犬と通っている道端に咲いてる花で、ほんとそこらへん。

太陽が照らしてくれる光は無料。

Nikonの良心がつまったレンズとカメラでご近所スナップを。

茜色の空はコスパ系機材に向いてるな、きっと。

これまたいいタイミングでヒコーキが。

毎朝の散歩ルートを逆回りしてるだけの夕方散歩なんだけど、ついパシャパシャ撮ってしまう。

ポケットには GRⅢをしのばせているけど、それはあとのお楽しみにしておこうって気になる。

いい色したゼラニウムも夕日が照らすだけでより一層、とびきり美しくなるわ。

この時間帯はほんと何撮ってもええ感じの絵になると思う。

今朝は AF NIKKOR 50mm F1.4D というこれまたコスパ最高のレンズで撮ってニヤニヤ喜んでた。

プラスチックで作られた高級感のないレンズだけどさすがの 50mmF1.4。プラスチックだけに軽くてコンパクトにまとまったとってもよいレンズ。

D レンズは FTZ使っても AF は駆動しない。でもピントが合ったかどうかは知らせてくれるので、十分恩恵があると感じた。絞りはカメラ側で操作できるし exif 残るし。 

絞りリングのない G レンズはモーターが内蔵されていて FTZ 使うと AF が使える。F マウントレンズの資産がある人が Z ユーザーになるには必須アイテム。58ｍｍ F1.4G なんかを持ってたら迷うことないね。 

今日の夕日は水平線に沈んでゆくまで拝むことができた。
沈みゆく太陽にお祈りした。いろいろうまくいきますように。

ポケットに入れていた GRⅢでも数枚撮って、満足した。

木曜の夕日が美しいと夕方の満足度がグンと上がる。

日も沈んだし、家に帰ろう。

明日からもまたがんばろうって思えたな。

Nikonの良心に感謝。

茜色夕日の光スイセンがほんのり染まり励みになりて

AF-S NIKKOR 50mm F1.8G / Nikon Z5