終わってゆく
毎日夏の終わりを感じている。もうみんな感じまくっていることだろう。
長い夏休みだった会社の方なんかもそろそろ動き出す月曜日。
ちょっと気が重いかな。
散歩に出た時点ではまだセミは鳴いてなくて、虫の声が秋っぽさを醸していた。
今朝のレンズは Planar 1.4/50 AEJ で、カメラは Z5。
夏の終わりを感じるのは耳からかもなあと思う。
前方を歩く女性をこれから仕事に向かうんだろうなあと思いながら見た。
階段を上る足取りは重い。普通に歩いていたら追いついてしまいそうなので、犬と立ち止まりながら階段を上った。
歩くと汗が出てくる。暑さはまだ続く。でも、夏は確実に終わりに向かっている。
甲子園もベスト4まで進んだ。あとは準決勝と決勝のみ。
もうすぐ終わる。
プロ野球はまだしばらく続くけれども阪神とオリックスが首位固めをしつつある。
このままいってしまいそうな気がする。
さすがここからひっくり返るというのは阪神にとって悪夢でしかない。
終わりに向かってるなあ。
終わったら、次のステージが待っている。
終わりははじまりだ。
わが家でも娘の一人暮らしがはじまる。
その前に、息子の就職先が決まる。
どっちも今月中のことだ。
朝日が差してくるタイミングも位置も変わってきた。
そりゃあと一か月したらお彼岸だ。
オレも今週からまたちょこちょこ用事が入ってきてでかけなくちゃいけなくなってくる。
まあちょっとくらいは用事があったほうがいい。
外との接点がないと、時流に乗り遅れそうだからなあ。
今庭で咲いているのはアサガオとサルスベリとヘクソカズラくらい。
ヘクソカズラ撮ろうとしたら、風もないのに不自然に揺れている。
なんだろうと思ってよく見たら、カマキリだった。
去年の秋に花の苗買ったときについてて庭に話したカマキリの子どもかもしれない。そうだったらいいなあと思う。
新しく子どもが生まれるかはわからないけれど。
終わりとはじまりはつながっている。
ゴソゴソと動く風とは違うからそこにいたのはあのカマキリで
Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 / Nikon Z5