ebc fujinon 55
日曜朝はゆっくりめに。庭で3枚ほど撮って散歩へ。
オールドレンズの EBC FUJINON 55mm F1.8 を Z5 で。
ここ数日このレンズを使いながらも明るい時間帯の散歩に持って出ていけてなかったので、秋色を。
うちのハナミズキちゃんがすべて葉を落としてしまう前に。
空もいいねえ、秋は。
ここのお宅の白いサザンカが通るたびにきれいなあと思っていたので撮らせてもらった。
そして近所の公園へ。
フジのレンズって現行の XF レンズにも SUPER EBC の表記がある。このレンズは SUPER がなくて EBC が緑色の字になっている。
色づいてきたモミジとかナンキンハゼ撮るにはいいんじゃないかなと思って Z5 と合わせてみたらほんまよかった。
ここのナンキンハゼは大きくなりすぎて、根っこが皿溝を破損させてしまうため近々伐採されるらしい。
姿を消す前に撮っておこうって思って。
あまりに大きいので 55mm だと木の全景は撮れないから幹が写っていない。
写っている幹は隣の大きくないほうの木。
うちの職場が道の向こうに見えるから。
一昨日隣の日産で任意保険の継続のために行った。
息子が乗る車の保険なのでこれまで年齢制限がなかったんだけど、22歳になったので21歳未満不担保にしたら一気に保険料が下がった。
なんだかそれだけで得した気分になった。
このレンズはだいぶ前から持っていたのに使わずに奥のほうにしまってあった。
それをこうして引っ張り出して撮ってみると思いのほかよくてうれしくなった。
これまた得をした気分。
遠い親戚が亡くなって、住んでおられた家が解体され、更地になった。
しばらくして地面から芽が出てきた。
庭にあった園芸種があちこちから。
遠い親戚だし、このままにしてたらそのうち造成されて家が建つときに消えてなくなるんだなあ、それならばってことで一部を掘り起こしていただくことにした。
遠い親戚だから、泥棒にならないよね、そういうことにしておいてね。
クロッカスとかヒガンバナとか。スイセンは思いのほか深く掘らないと球根に辿り着かず、断念した。
新しい家が建つときには地面はほぼコンクリートで固められるんだろうなあ。
新しいお家には土の庭がほとんどない。
古い家が解体されるときに寂しい気持ちになるのは建物もだけど庭がなくなってゆくこと。
土の部分が残されるとしても、外構工事の際にどこかからやってきた土で整えられる。
つまりかつてあった植物たちが戻ることはまずない。
まだまだ生き続けられる花木がなくなるのはもったいないなあと思ってしまう。
レンズはこうしてまた活用されるチャンスが残されているのよね。
古くなって不要になったからといって、すべて切り捨てずに有効活用ができるのはいいことだと思う。
とはいえ、切り捨ててしまったほうがいいときもあるのも事実。あきらめが肝心なことも多い。
モノにも植物にも人にも共通していえることですな。
不要だと切り捨てたあと気がついてでも戻れない時の流れよ
EBC FUJINON 55mm F1.8 / Nikon Z5