庭の葉っぱたち
赤く色づいたハナミズキの葉がずいぶんと落ちて、地面が赤くなってきた。
花芽がたくさんできてくれてるから、来年の春が楽しみだ。
11月も残すところあとわずか。
年末に向けて慌ただしい季節になってゆく。
月日が過ぎてゆくのが早く感じる。
たぶん年を取ったせいだろう。
だいぶ先のことだろうと思ってたことが次々に終わってゆく。
もっと丁寧に暮らさないといけないのかもしれない。
雑に過ごしているつもりはないけれど、どんどん終わってゆくぞ。
いつの間にかイロハモミジもいい色になってきている。
カシワバアジサイの葉はいままであんまり見たことないような色になってるじゃないか。
一年前はどうだったかなと記憶を辿ってみる。
去年のことだったかそれとも一昨年のことだったか、どっちだったっけ、となってる。
きっとこれからますます早くなるんだろう。
それはしかたないので、いちいち悩まないようにしようと思う。
そのために、こうして写真を撮って、記録している。
記憶はまったくあてにならないからな。
そんなこと別にどっちでもいいやん、というようなことをつつき合っているように見えることが日々流れてくる。
ボランティアなのかどうかなんてそもそもあいまいなとこあるんだからどうでもいいやん、ということを違法だ違法だと騒ぎ立てる様子は見苦しい。
少なくともオレの眼にはそう写る。他の人は知らんけど。
そんなことも色づいた葉っぱが落ちていつしか土になってゆくように、消えてなくなるのよね。
時間の問題だと思う。
せっかくなら美しく散るほうがいいやんな。
醜い散り方をして、後味悪くするのはもったいない。
どうせみんな忘れるし。
色づいてやがて落ちゆく葉っぱたち消えゆく記憶美しくなれ
LUMIX S 50mm F1.8 / LUMIX S9