エリザベスちゃん
金曜日に手術を受けたうちの犬。
手術は比較的簡単な部類のものだと想像している。いわゆる避妊手術に近いもの。
腫瘍化してしまった睾丸を摘出してもらって、ついでに抜歯してもらって、歯石除去してもらって、爪を切ってもらって。
エリザベスカラーを装着してもらって帰宅。このまま就寝。そこそこぐっすり眠れたと思う。
翌朝、エリザベスちゃんと散歩に出た。もうそこらへんいちいちガリガリこすりまくり。
めげないタイプの性格なので、ガリガリこすりながらもマイペースなうちの犬。さすがやね。
エリザベスつけての初散歩だったので、Z6 に NIKKOR Z 50mm F1.8S の組み合わせにした。AF でサクサクっと。
先代の犬も手術を受けたことがあって、エリザベスは経験した。
どの犬も一生のうちに一回は経験するものなのかもしれない。
生きていたらいろいろあるからね。
この一週間でもいろんなことが起こって、バタバタ暮らしているうちにいつの間に庭でサルスベリが咲きはじめてた。
うちのサルスベリは白。お隣の家のほうが好きらしくてそっちにばっかり伸びて咲くようになってる。
ツユクサとドクダミという植えた覚えのないやつらがかわいく咲いていた。
こうしてギボウシを撮ってる間に一足先に家の中に入った犬はごはんを食べていた。
術後食欲が低下して3日くらいあんまり食べないかも、ということを聞いていたけれど、うちの犬に限っては食欲が衰えるようなそぶりはまったくなく、何事もなかったように食べたらしい。
食べてたら安心だ。食べたら元気になるからね。
エリザベスに対する反応も拒絶するって感じでもないし、しやすい犬だ。
10日ほど着けたままになるけれど、2日目にして、大丈夫かなと思えた。
いや、ガリガリこすり過ぎてレンタルのエリザベスがボロボロになってしまうのではないかと心配している。
アガパンサスはさすがにそろそろおしまいかなってなってきた。
いやあ、今年はよく撮ったわ。
昨日は奈良で信じられないことが起こって、日本中に激震が走った。
今も心がゾワゾワしてる。
まさかの出来事で、さぞ無念だったに違いない。
でももしかしたら運命だったのかも、とも思ってしまった。
事件や事故に巻き込まれるのは、起こった後にしかわからない。
気の毒でしかないけれど、不運というのはどうしたって避けられないものなのかなと思う。
うちの子は運よくこうして手術が無事終わって帰ってきた。
中には簡単な手術だったはずなのに、うまくいかなかった、ということだってあるだろう。まさかは起こるもので、それは運命だったと片付けちゃいけないかもしれないけれど、運命なんだろう。
起こることは受け入れるしかない。
その点、エリザベスつけられてもガリガリぶつけながらも嫌な顔をすることなく、無邪気に過ごしているうちの犬には学ぶところがある。
置かれた状況で、めげずに生きてこうって。
エリザベスカラーをつけたうちの犬やけに仕草がかわいく見えて
NIKKOR Z 50mm F1.8S / Nikon Z6
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?