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草屋根
うちの居間の上は2階がなくて、屋根なんだけど、そこは瓦とかではなく、土がのってて、草が生えてる。草屋根ってやつ。
ホントは芝生のはずだったんだけど、枯らしてしまいました(涙)。
夏場はどうしてもすぐにカリカリになって(水やり追っつかない)、リセットされるのよ。
それでも草は絶えず生え、緑にはなる。
雑草と呼ばれる草たちが生え、枯れてゆく。
草屋根のよいところは、断熱やと思う。うちの居間は、冬寒いけど、夏は涼しい。
うちの妻はここの植生の観察が好きで、二階から草屋根の上に出て、黙々と草引きをしていることがある。
庭の水やりをここからすると、蚊に刺されるのが少なくてすむこともあり、妻は上から、ぼくが下から水を撒く。
もし屋上があるなら、緑化をオススメする。雑草でも。もしこれから老夫婦で暮らす家を建てられるなら、平屋でも屋根の上に草が生えるのがいい。
年とってもそこに上がれるようにして。
いつの間にか、ヒメジョオンとマツヨイグサが咲いていた。
これからアサガオとネジバナがここで咲くはず。ハナハマセンブリも。
また、ちょっと変わった我が家はここから2階の屋根にも上がることができる。西の空は、屋根の上からだと見える。
屋根に上がれるって、よいですよ、ホントに。安全性が必要なのは当たり前だけど。
しょっちゅう上がるわけではないけど、たまに屋根の上に上がってみると楽しいわけです。
いずれにしても、土があれば草は生える。草が生えるって、ディスる時に使われがちだけど、草は生えたほうがいいのです。
どんな草でも、緑はよいのです。緑があれば、虫が来て、鳥も来る。それが自然。自然はすばらしい。
草屋根のよさは見た目じゃないのです身近に自然感じるのです