K200Dとオールドレンズで
月曜の夕方散歩は CCD センサーの1000万画素クラスのデジイチにオールドレンズの組み合わせで。
PENTAX K200D に AUTO YASHINON 5cm F2 。
K200D に M42 用アダプターをつけっぱなしにしてて、オールドレンズ専用機にしている。
低画素の CCD センサーって味があっていいのよねえ。
はじめて買ったデジイチが K200D で、家族旅行を撮りまくったカメラってことで、オレにとっては特別なカメラ。
もちろん当時使っていた個体は突如動かなくなってご臨終となった。
こうしていい状態の中古を奇跡的に手に入れることができて、ほんとうによかった思う。
カメラは次々に売って買い替えるという方も多くて、実質無料、という考え方もわかる。でも今のところオレはそれが馴染めない。
もちろん新品で買って下取りに出したカメラもある。でも今のところ現在所有しているカメラは手放せないかなあ、と思っている。
愛着が湧いてしまったら、もうあかん。
中古で買ったフィルムカメラは愛着が湧くというほど使えていないので、悩みどころだけれど、売っても二束三文だろうし、そういう意味ではもったいないかなと思ってしまう。
モノが溢れてしまうダメな体質だなと自覚している。
撮った画像にはあんまり愛着がなくて消えてなくなってもわりと平気なんだけどねえ。
オレの場合は作品を残すというよりとにかく撮って、こんなのが撮れたぞ、と喜んだらもうそれでオッケーなのよね。
なのであまり進歩もしない体質。
最近 Lightroom で RAW 現像するようになって、またちょっと楽しみ方が変わってきているとこもある。
こんなに変わるものかと感動している。
なのでやり出したらやらんわけにいかんなってなってしまった。
こうして古いカメラと古いレンズで撮った写真も、現像しておおおってなって、また新たな楽しみ方だなと興奮している。
だって、1000万画素クラスの2008年に出たカメラですよ。14年前のモデル。
そしてレンズはさらに遠く遡る60年くらい前の富岡光学製のヤシノン。
一眼レフ機にオールドレンズつけて撮るって楽しいっすよ。ミラーレスでは味わえないものがある。
だから Nikon Df が特別なんよね。Df はそれだけじゃない点もいろいろええねんけど。
PENTAX 機は Df の特別さをすでに兼ね備えていて、こうやって遊べるんだけど、それをオッサンになるまで知らんかった。
知ってたら、また違っていたかもしれないけれど、時間は遡れないから言うてもしゃあない。
しかもこれを RAW で撮って現像してみると、さらによかった。まあこれは Lightroom の進化によるところが大きいかも。
あまりに面倒くさかったらやらへんもん。
F2 やったら開放でもピントが合わんことない。
ここは老眼になる前にやってみたかったことかなと思う。
OVF 好きだからねえ。
ここの公園に来るとまだタチアオイがキレイに咲いてて、エゴノキもあった。
エゴノキも長く咲いてくれる。この花も初めて見た時なじゃこれって思ったなあ。
ネコが無防備に恥ずかしい仕草をしている。
ネコにとっては恥ずかしくはないんだろうね。
恥ずかしいって思わなければどうということもないことって、オレたちにもいろいろあるよね。
恥ずかしいというか、隠しておきたいことって、案外隠さずにオープンにしておくと楽ちんなことが多いと思う。
オレもなかなかオープンにできないことがあって、隠さずに済ませられたら楽やろうなって思うこともある。
変にカッコつけたりせずにさらけだせたらいいなって。
周りは誰も見てないものよ。だいたいオレに関心などないわけで。
他人はオレがどんなカメラで写真撮ってるかなんて興味ないやん。
少なくともカメラに興味はあってもオレには興味ないねんって。
そんなオレはこういう組み合わせで想像以上によく撮れたなって思えたとき、スペックの高いカメラやレンズで当たり前によく撮れたときよりもうれしい。
そうは言っても、こればっかりでいい、とは思わんのよねえ。
その辺が軟弱やねん。
いろんなカメラを楽しみたいやん。
よいのです古い道具を使っても新しいのと味が違って
AUTO YASHINON 5cm F2 / PENTAX K200D