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雨が上がって

犬との夕方の散歩は日課で犬にとってはそれが終わるとごはんがもらえるウキウキタイム。

日曜はいつもより少し早くごはんにありつけるのよね、散歩が早いから。
でもいかないともらえない。

今日は図らずも Planar の日に。朝の散歩は X-Pro1 に Planar 1.7/50 だった。

これがまたとっても楽しくていい時間だった。そしてこのあと犬はごはんにありつけた。
雨が強くなって引き返してたらオレの散歩につき合わされることもなかったんだけどね。

犬の散歩と言いながら、実は自分が写真を撮りたいがための散歩になっていることは否めない。
それでいいのよ。

お、ヒコーキ。

朝の散歩のあと、雨がわりと降り出して、庭がしっとり濡れた。そして小雨になったタイミングで庭の植物を撮った。
それは SIGMA fp に S-Planar 60mm F2.8 で。これが前期型のちょい古めのなかなかいいやつ。

SIGMA のティール&オレンジにして花や葉っぱを表現してみた。マクロプラナーの前身らしいね、S-Planar って。マクロプラナーは持ってない。

けど今や持ってるマクロレンズってなるとこれが真っ先に思い浮かぶようになってしまった。

ちょこちょこっとGRⅢを持ったままごはん食べに行って買い物とかに行った。
GRⅢもすっかり気に入ってしまってヤバい。

これのせいで FUJIFILM のコンパクト系が出番を失いつつある。あかん、それは。でもポケットに入るというアドバンテージは強すぎる。

いやいやでもちゃんと X-E4 には GRⅢにないよさがあるからな。

それで夕方散歩。いつもの遺跡に行こかなと思ったので、中望遠はさすがに合わないということで、Z5 に Planar 1.4/50 ZF.2 をつけていった。

Planar 1.4/85 にしよかと思ってやめた。たぶんその選択は正解だった。 

Z6 をもとの持ち主の元へ返したのですぐさま手に入れた Z5。戻ってきた Z6 を手放す前より愛着を持って使っておられる様子を見て、とてもいい顛末だったと思っている。
そして彼は AF-S NIKKOR 58mm F1.4G という神レンズを手にしてそれを Z6 で撮って興奮しておられるようだ。 

いつか使ってみたいレンズよね、5814G って。でも Planar もよいですよ、マジで。今日も Planar たちのおかげで幸せでした。

終わりかけのロウバイ。50過ぎて、自分が衰えていってるもんだから、花もこうして終わりが近づいてる姿がまた美しいじゃないかと思うようになった。
都合がいいとも言えるけれど、美しさに対する受けとめ方が変わってきたのよ。

若いぴちぴちのよさはもちろん、色あせてきてはりも失われ皺っぽくなってきた姿もまた、花だなあと。
朽ちるまで懸命に咲く姿は見習わないといけないと思う。

ここでは 85mm でもよかったかも、とは思ったけれども、いやいや、50mmは万能よ。
そして日が暮れて光が少なくなってきてるし絞りを開けて。

犬だけじゃなく妻も一緒だったので、しゃべりながらこうしてぷらぷら。オレがロウバイを撮ってたらたまたま知り合いが通りがかったので挨拶した。
地元を歩けば知り合いに会う。

すっかりいっつもカメラ持って写真撮ってる変な人になってると思う。

人の目を気にしなくなったら、好きなことがやりやすくなる。
つき合いたくない人とは無理してつき合わないことにして、楽になった。
好きなことして暮らすのが一番よ。

このロウバイの木を、こうして今日撮れてよかったなあと思った。

夕方のラストショットがロウバイで満足できたよき日曜日

Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 ZF.2 / Nikon Z5

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