雨の休日は S-Planar で濡れた葉を
朝寝坊できる休日は雨音で目が覚めたので雨音を聞きながら二度寝。
まどろみながらの雨音はよいですねえ。ささやかなしあわせ。
明るくなっても散歩は中止で庭で葉っぱを撮ろう。
あじさいもそうだけど、紅葉も雨の日も趣があって美しい。濡れて色濃く写る。
レンズは S-Planar 60mm F2.8 を選んだ。カメラは Z6。
濡れながらにはなるけれど、ちょっとくらいはへっちゃら。うちの庭はナチュラル系なので切り取ればそれっぽくなるぞ。
モミジ葉をマクロレンズで見てみると、繊細な自然美を感じる。
葉っぱの縁はかなりボロボロなんだけれど、そこがまた美しい。
雨粒のつきかたも葉っぱによって異なる。表面性状の違いだろう。
なぜか一枚だけ赤くなっているのがある。一枚だけだと目立つねえ。
うちのドウダンツツジも色濃く染まってきた。
昨日、しあわせの村の日本庭園で見たドウダンツツジの赤が印象的だった。
うちのドウダンツツジは小さいけれど、これでもここ数年ずいぶん持ち直して成長している。
ドウダンツツジの周りにはタカノハススキとかレンギョウとかレモングラスとかユキヤナギがあって、混在している。
ぐちゃぐちゃの状態だけど、門扉から入ったところにあるこのエリア、けっこう気に入っている。
鉢でミニバラのつぼみが膨らんでいた。一週間経てば12月になるというのに咲いてくれそうだ。
つぼみといえばトサミズキのつぼみも目立ってきた。
トサミズキの葉っぱは花のあとに出てきて肉厚な独特の風合い。ヒウガミズキより大きい。
3カ月もすれば黄色い花が咲きはじめるはず。
ハナミズキの落ち葉が風で飛んで庭のあちこちにある。
雨で濡れるとしっとりして再び赤が鮮やかになる。
いつの間にか芽が出て大きくなってきたナナカマドが今やイロハモミジとともに錦秋の主役になっている。
ナナカマドの葉は真っ赤になる種類もあって、近所の山でも美しい。三日前の日曜日にはそこを歩いた。
名所まで足を運ばずとも、天気が雨でも、秋の色づきは堪能できるものである。
ヒメツルソバの葉もハナミズキ並みに赤くなる。艶っぽく撮れるのは雨のおかげだ。
庭でしばらく葉っぱを撮るだけで充実感がある。でももっと撮れるんじゃないか、とも思う。
残りわずかになってきた玄関わきのハナミズキちゃん、最後まで撮らせてもらうからね。
やらなあかんことあるし、雨の休日でちょうどよかったかも。
今夜はドイツ戦もあるし。
錦秋をマクロレンズで切り取ればうちの庭でも雨のおかげで
Carl Zeiss S-Planar 60mm F2.8 / Nikon Z6
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