N.C.SC 40f1.4
金曜の夕方散歩は fp に NOKTON CLASSIC S.C 40mm F1.4 をつけて出た。
副反応のせいでちょっとまだ足が重いけれど、朝に比べたらすいぶん回復してる。
階段を上るのはよいしょよいしょという感じだけど、こりゃ、散歩のあとのビールは楽しみだなって思える体調だ。
このカメラとレンズの組み合わせは見た目的にもバランスよくてめちゃカッコイイ。
持ち歩いてるだけで気分がいい。
もちろん撮った画がまたたまらん。このレンズの情緒的な写りはオジサンにはたまりません。
手を出しやすい価格なのもうれしいのよね。
MF なので画面を拡大させてピント合わせないといけないけれど、遠くを撮るときはそんなにシビアじゃなくていい。
敢えて言うなら寄れないってのはあるけれど、クラシックってのはそういうことなんよね。といっても70cmまではいける。
夕日がいい色の光で照らしてくれていて、この光を逃すまじと思った。
雲も夏らしい形をしている。
雲に誘われて、歩く。
夕日に照らされた東の雲がいいね。つい西ばっかり撮ってしまうけど。
サルスベリが見えたので、今度はサルスベリに誘われるまま歩く。
ほぼ最短撮影距離の開放。撮った瞬間、これいいわ、と思った。
こういうのが fp とこのレンズの組み合わせだとあるのよね。ハッとする瞬間。
コシナのレンズの魅力ですね。だから VOIGTLANDER 好きなのよ。
Twitterでもこのレンズと fpL の画が好きですとコメント下さった方があった。
その方が撮られる写真はカッコよくて憧れているんだけど、同じように撮ろうとしても撮れないのがわかっているから拝見して楽しませてもらっている。
使用機材がどれほど重要な情報か、というのはよくわからんけど、オレのような初心者には記してくれているととても参考になる。
オレも添えるようにしているけど、それはどのカメラとレンズを使ってるか見てくれた人の参考になるかなってよりも、自分の備忘録としての意味合いが強い。
あれやこれやとっかえひっかえ使ってると、自分でもわからなくなるから。
同じカメラとレンズ使っても誰が撮るかで全然違った写真になるので、うまい人が使ってるのと同じ機材使っても、望む結果が得られるものではない。
それでも、同じカメラを使っているというだけで、その方と親近感がわくというのは、ある。
SNS を通じて情報交換を直接言葉のやり取りをしなくても日々やってて、楽しいなあと思っている。
写真って、機材よりも撮ってる人の個性が出るもんだなあとつくづく思う。
iPhoneで撮ってもうまい人はうまいしね。上手下手というよりその人らしさが出てるのかな。
同じ夕景を見ながら撮っても、違うものになるのがおもしろい。
人によってどこを見ているかの差が思った以上にあるってことなのかなと思う。
そして、それを見た時の受け取り方にまたずいぶん個人差がある。
ええなあと思うポイントがだいぶずれてる。
そりゃ、なかなかわかり合えるものではない。
それでも、同じカメラ使ってます、という点だけでも共通してたら、話ができそうな気がするのよね。
オレの個性は他人にはどのように映っているんだろうか。
人の目をそれほど気にするわけでもないから、まあ、別にええねんけど。
夕雲に誘われ歩く東へと見えた時には色は消えゆき
VOIGTLANDER NOKTON CLASSIC S.C 40mm F1.4 / SIGMA fp
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?