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その19、販売数を左右する「価格戦略」
※このnote記事は
「地域活性化webマーケティングプロジェクト」の活動報告です。前回までの活動はこちらをご覧ください。
1、戦略変更?!
Google広告を再開したマルコウ福原伸幸商店さんの「余市流鰊の肴」ですが、サイトや決済方法を改善したのに、予想していたよりも販売数が増えていません。
なぜ販売数が増えないのか??
お気づきになりましたか?
サイト改善前と改善後で、販売価格が変更されていたことに!
当初の戦略としては、
初めて「鰊の肴」を知った人が購入しやすいように
初回限定価格 3袋1,000円(送料・税込)で販売し、
気に入って頂いたお客様に通常価格でリピート購入していただく事で販売数を増加させる予定でした。
ところが、サイト修正後の価格は、
3袋1,700円(送料・税込)に変更となり、
リピート販売の導線もなくなっていたのです。
福原社長に、価格変更の件とリピート販売の導線について確認したところ、
「とりあえず個別販売する」との返答でした。
気が付くと、まったく別の戦略になっていたのです!
2、価格戦略とマーケティングミックス
マーケティングミックス(4P)とは、マーケティング戦略実行の戦術を導き出すためのフレームワークです。
製品(product)
価格(price)
流通(place)
広告宣伝(promotion)
の4つのPを取っています。
「余市流鰊の肴」のポジショニングは
キーワード検索「ウイスキー おつまみ」
で検索したウイスキーラバーに未体験のマリアージュを提供するおつまみ。
未体験のおつまみを購入して頂くための価格として、
3袋1,000円に設定していました。
更に、通常価格2,300円→特別価格1,000円にすることでお得感を感じて頂く価格戦略でした。
だったのですが…
サイト改善後は通常価格も変更になり、お得感を感じにくくなってしまいました。
販売数が増えない要因として、サイト改善によりアナリティクスとGoogle広告のコンバージョン計測に不具合が生じている事などもありますが、販売数を増加させるにはまだまだ改善が必要な様子です…。
この続きはまたnoteで報告します!