その17、「売れる仕組み」は企画が重要
※このnote記事は
「地域活性化webマーケティングプロジェクト」の活動報告です。前回までの活動はこちらをご覧ください。
地域活性化webマーケティングプロジェクトの活動を開始して半年ほどが経ちました。
現状調査、企画立案から始まり、ターゲットとペルソナの設定、広告用のキャッチコピーの考案、バナー作成、ランディングページの作成、購入サイトの手直しなど、様々な作業を行ってきました。
そして、広告を開始して1か月が経過したところでデータを解析して改善点をまとめた結果、Google広告を一時休止し、体制を整えて4月5日からいよいよ本格的な広告運用がスタートします。
ここで、プロジェクトに取り組んできて気が付いた事をまとめてみたいと思います。
1、重要なのは「勝てる企画」であること
プロジェクトで取り組んでいるのは、マルコウ福原伸幸商店さんの「余市流鰊の肴」ネット販売数増加の企画です。
この企画を立てる時、(株)リブフェリの尾森玄陳が調査した段階ではマルコウ福原伸幸商店さんのネット通販は冷凍品の商品が大半であり、送料が高くなる事、また競合が多い事もありなかなか難しいとの判断でした。
勝てる場所を探し、戦略を考えて
「これなら勝てる!」と自信を持っておすすめ出来る企画が出来るまで、1か月以上かかりました。
Google広告を開始して勝てる場所(競合が少なく、ニーズがある)で勝負している事が数字に反映されました。
クリック単価27円=「競合が少ない・弱い」
※Google広告の平均クリック単価は100円〜1000円。競合が多いと単価が高い場合が多い。例えば、1日300円の広告予算でクリック単価が100円の場合は3回(3人)にクリックされると予算消化となり広告が表示されなくなる。
クリック率8.8%=「ニーズがある・ターゲットに命中している」
※Google広告の平均クリック率は1〜5%。広告が100人に標示されても、クリックして広告を見てくれるのは1人〜5人が平均。
事前に「勝てる企画」を作ったことで、費用対効果の高い広告運用ができています。
2、ネット通販やwebマーケティングが必要なのか?を見極める
ネット通販や、webマーケティングを始める前に
「ネット通販やwebマーケティングに取り組む必要があるのか?」を見極める事も大切です。
ネット通販は「受注」「入金確認」「発送」等の作業が発生します。
例えば、コンスタントに毎日10個の商品注文があった場合、
商品の生産が間に合うのか?
発送作業に手が回るのか?
生産が間に合わなかったり、発送に手が回らないようであれば、ネット通販の販売数量を数量限定にする等の対策で解決しますが、オフライン(実店舗)のマーケティングを見直す方が効率よく成果を上げられる場合もあります。
勝てる場所はどこなのか?
どの手段が適しているのか?
webマーケティングもオフラインのマーケティングも、売れる仕組みづくりに重要な土台は同じです。
調査や企画作りはとても地味な作業ですが、
今後も「勝てる企画」を作っていきたいです。
この続きはまたnoteで報告します!