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令和5年度決算質疑 円山公園サテライトオフィス・テレワーク拠点整備事業5040万9千円

2024年11月25日~27日に令和5年度余市町各会計決算特別委員会が開催されました。

【一般会計】

歳入 117億390万6千円 (内町税 15.8% 18億5544万8千円 ) 
歳出 113億1717万円

実質収支は3億7926万6千円の黒字ですが、単年度収支は339万円の赤字。

自主財源比率は37.5%と依存財源(地方交付税、国庫支出金、県支出金、地方譲与税、地方債など)に頼らざる負えない状況となっています。


※広報よいち12月号 P10~15に令和5年度決算概要が掲載されています。

【決算とは?】
予算が予定通りに使われたのか。また、その結果どのような成果があったのかを審議します。

[歳出]
事業内容について質疑することが出来ます。


[歳入]
歳入の種類は様々ですが、例えば、支払われる税金や町営施設の入館料、保育料等の歳入についての質疑が出来ます。事業内容の質疑は基本的に出来ません。

※決算審議の質疑時間は一人40分。

今回は一般会計歳入5件、歳出1件の質問をしましたので、質疑別に質疑と答弁の内容をnoteにまとめていきます。

※正式な議事録は約3か月後に図書館でご覧いただけます。


円山公園サテライトオフィス・テレワーク拠点整備事業5040万9千円


円山公園サテライトオフィス・テレワーク拠点整備事業に関しては、歳出と歳入の質疑をしました。

【歳出】

成果報告書P70 円山公園サテライトオフィス・テレワーク拠点整備事業について3点お伺いします。


①    5040万9千円で整備された円山公園のサテライトオフィスですが、いつから利用可能となっているのかお伺いします。

答弁:令和6年4月から利用可能となっています。

②    余市町円山公園ふれあい交流施設設置条例では、多目的ホールの使用料は一時間当たり660円と定められていますが、この料金がサテライトオフィスの使用料との認識で良いのかお伺いします。

答弁:条例に記載されている多目的ホール使用料660円がサテライトオフィス使用料です。利用者が増えていないので、お金を取らずにとりあえず貸出するお試し期間を設ける事も考えています。

※利用者はゼロとのこと。
 

③    令和5年度6月の補正予算書には ⑧款 5項都市計画費 2目公園管理運営事業費 17節備品購入費は771万円と記載されていますが、決算書p83 ⑧款 5項都市計画費 2目公園管理運営事業費 17節備品購入費の金額が580万となり、(191万円少ない)支出済み額530万8886円、不用額49万1114円が発生した理由をお伺いします。

答弁:工事を進める中で、自動ドアの工事費用が増加した為、備品購入費の一部を工事費に使用しました。

再質問:デジタル田園都市国家構想交付金を利用して行われたサテライトオフィス・テレワーク拠点整備事業ですが、令和6年度決算に成果が表れるのだと思います。町民にとって使いやすく利益のある施設運営をお願いします。

【歳入】

①成果報告書P43 円山ふれあい交流施設使用料 6千円 円山公園外使用料76万3千円について、それぞれの内訳をお伺いします。

答弁:円山ふれあい交流施設使用料は多目的ホールの使用がありました。円山公園外使用料は、自動販売機設置等がありました。

再質問:余市町円山公園ふれあい交流施設設置条例に記載されている使用料は多目的ホール 1時間 660円、PR・展示室 時間400円 とありますが、「円山公園外」も使用料を設定されているのかお伺いします。
 
 
答弁:円山公園外の使用料は、余市運動公園施設、あゆ場パークゴルフ場などとなっています。
 
※おそらく、余市町都市公園条例に沿って料金を徴収しているのだと思われます。


 
再質問:円山ふれあい交流施設使用料の書類を拝見したところ、町内団体1件、町内個人1件、町外個人1件の利用がありました。余市町円山公園ふれあい交流施設設置条例には町外の利用者は使用料の料金が異なることが記載されていますが、町内個人、町外個人共に同じ単価で計算されていた理由をお伺いします。
 
 
答弁:条例に沿った徴収をしております。

余市町円山公園ふれあい交流施設設置条例 使用料について


 
再質問:円山公園使用料として、4/25株式会社ワンテーブルから18万7200円飲食店の支払いがありましたが、詳細をお伺いします。

 
答弁:飲食店スペース(えぞうしカフェ)の専売使用料です。

 
再質問:えぞうしカフェは、地域おこし協力隊の自主事業との事でしたが、なぜ株式会社ワンテーブルが使用料を支払っているのかお伺いします。


答弁:株式会社ワンテーブルは地域おこし協力隊のマネジメントを行っているためです。
 
 
 
1年間の飲食スペース使用料が18万7200円とは非常に安価だと感じます。
また、円山ふれあい交流施設管理の管理を1300万円で委託されている株式会社ワンテーブルが飲食スペースの使用料を支払っている点も少し気になりました。


【他3名の議員から円山公園関連の質疑がありました。】


質疑と答弁の内容まとめ

①    余市町は株式会社ワンテーブルに1163万8千で円山公園ふれあい交流施設等管理委託している。
 
②    円山公園ふれあい交流施設で法人委託型の地域おこし協力隊がえぞうしカフェを自主事業として運営している。
 
③    株式会社ワンテーブルと法人委託型の地域おこし協力隊は雇用関係に近いマネジメント契約を結んでおり、法人委託型の地域おこし協力隊の給与は委託料に含まれている。
※地域おこし協力隊活動報償金については不明。
 
④    円山公園ふれあい交流施設で就労継続支援A型事業所 CONNECT YOICHIの就労者さんが働いている。(別事業であるとの答弁でした。)
※就労継続支援A型事業所 CONNECT YOICHI就労者さんの賃金支払い者については不明。


ちなみに、円山公園へは息子と一緒に遊びに行きますが、施設内外に遊具があり、カフェもあるので、私も息子も円山公園が大好きです。

今後も余市町民の他、町外の方にも楽しんでいただける場であってほしいと思います。
 
【関連情報】

えぞうしカフェ


株式会社ワンテーブル


就労継続支援A型事業所 CONNECT YOICHI


株式会社CONNECT



【令和5年度決算質疑】

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