令和5年度決算質疑 「町民と行政が連携して歩むまちづくり」の具体的な取り組みは?
2024年11月25日~27日に開催された令和5年度余市町各会計決算特別委員会での質疑の5件目は「町民と行政が連携して歩むまちづくり」についてです。
※広報よいち12月号 P10~15に令和5年度決算の概要が記載されています。
令和5年度の町政執行方針には、町民と行政の連携に関する施策の中に、「町民と行政が連携して歩むまちづくりを進める。」とありましたが、具体的な取り組み内容についてお伺いします。
答弁:「これが連携」という取り組みはありませんが、余市町自治基本条例に沿い、情報公開、説明会の開催、パブリックコメント等で町民の意見を聞き、連携を取っています。
再質問:町民からは「町が町民の意見を聞いてくれない、聞いてくれる場がない。」「パブリックコメント等ではなく、気軽に意見出来る仕組みが必要。」との声を聞きます。
パブリックコメントは、0件、1件の事が多いですが、本当にパブリックコメントで意見を集めるのであれば、パブリックコメントを募集する資料の説明会を開催する等して、パブリックコメントをしやすい環境をつくる必要があると思います。
また、SNSを活用して情報発信や意見収集をしている自治体もあります。仁木町役場、古平町役場などは役場のfacebookがありますが、電話や窓口で相談しにくい住民から質問や相談を受けやすくなる、通報などでは気が付きにくい町の問題を把握しやすくなった等のメリットがあるようです。
また、会議などで町民の意見を吸い上げて町政に反映させるために、職員や町民のファシリテーター養成を行っている市区町村もあります。
様々な方法で町民と行政が連携して歩むまちづくりを進めていく必要があると思いますが、見解をお伺いします。
答弁:町が、町民の意見を聞かずに物事を進める事はありません。役場のホームページ、メールでも意見を受付けています。
再質問:メールで意見をした町民からは、「丁寧な返信があった。」とのお話も聞いていますが、知らない町民も多いようです。
答弁:制度をPRして広く意見をお伺いできるようにしていきたいです。
町民の意見を聞き、町民と共にまちづくりを進める事は、簡単なようで大変な事だと思います。
役場側が考えた事をそのまま実行する方が物事を早く進められますし、簡単でしょう。
ですが、何事に関しても多くの意見を聞き、合意形成を図りながら町民と共に進めていくことを町民は余市町に求めていると感じます。
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