金木犀がキンモクセイの実を見つけました。その②
前回その①の記事で、庭木によく使われるキンモクセイは雄株と雌株が分かれている雌雄異株で、図鑑をみると日本には雄株しかないと記述してあるとご紹介しました。
そして、日本には無いはずの雌株になっていた実を見つけましたという内容を書きました。少し、専門的な内容ですが、多くの方にスキやコメントを頂きました。ありがとうございました。
その後、中身がどうなっているかなど興味が出てきましたので、いくつか持ち帰り少し調べてみました。
まず、サイズを測りました。実の長さは2センチほどで、太さは8~9ミリほどでした。
スケールが汚いのはご容赦下さい。随分昔のものです。
それから、縦方向に半分に切ってみました。
私は、小さいタネがいくつか入っているかと想像していましたが、断面を見た所、どうやら1つの実に1つのタネが入っているようです。
「食べられるか」というご質問をされた方もいらっしゃいましたので、なめてみたら苦みを感じました。
おそらくですが、タネが熟したら周囲の果実も甘くなって、鳥などが食べるのではないかと思います。
次は熟すまでどれくらいかかるかとか、そのタネから発芽するかなどの疑問が出てきました。
それを確かめるには時間がかかりますが、できたら継続していきたいと思います。