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バレンタインを知った日
少し、ずれましたが、バレンタインの話を書きます。
今の若い人は、生まれた時からバレンタインがありました。
だから、あるのは当たり前というような感覚かもしれません。
しかし、私はバレンタインをこの日に知ったという記憶があります。
よほど、印象に残ったのだと思います。
ここでいう、バレンタインとは、日本独特の女性から男性にチョコレートを贈る習慣のことです。
もう、40年以上前になります。私が、小学校4年くらいでしょうか。
人気アニメで、言葉をしゃべる「平面ガエル」と中学生の少年が繰り広げる学園ドラマを見ていました。
その中で、バレンタインの話が出てきます。
バレンタインのことは登場人物のほとんどは知らず、一部の人から聞くという設定になっていました。
ということは、当時は今のような「常識」ではなかったと思われます。
「チョコレートを渡して愛を告白する」という話を聞いた、寿司屋の「うめさん」は、意中の人である「まちこ先生」に特大のチョコレートをプレゼントします。
そこで、「女から男へ送るの!」と怒られるのがオチになっています。
記憶違いでなければ、これを見たのが私が初めてバレンタインを知った日になります。
これを見た当時の人たちは、頭の中に強烈に刷り込まれたと思います。
私が今まで覚えているくらいですから。
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上は、妻が今年久しぶりにくれたチョコレートで、下は、伊豆半島でみた、アロエに咲く赤い花です。