初めてうつで休職になった話
本日からしばらく休職
20年以上、今の仕事を何度も何度も辞めたい気持ちを抱えて生きてきた。
新卒で入った広告代理店を1年で辞めて、今の会社に転職。
20年以上、人生で1番いい時期を会社に捧げてきた。
入社当初は古い体質で体育会系の職場で殴る蹴る、罵声は日常茶飯事、宴会では全裸にさせられるなど、パワハラが当たり前の時代。
でも耐えた、それは26で結婚して妻も子どももいたから。
毎日朝が来るたびに地獄、とにかく行きたくない、憂鬱
辛そうにしている自分を見て妻は何度も
「いつでも辞めていいんだからね」と言ってくる。
だから頑張る、専業主婦の妻と幼い子ども2人いて辞めれるわけない、
毎日、もう駄目だ、終わりだと思いながら勤務
辞めたすぎて公務員試験もいくつか受けたが2次の面接で落ちる。
でも30歳を前に腹を括った、今の職場で頑張ろうと。
そこから10年だましだましやってきた。
しかし40歳の時に離婚、働くモチベーションが一気に下がった。
辞めたい、でも40歳で今の会社で使えるスキルしかないんだよ俺は、何が何でもしがみつくしかないだろ。
そして43の時に全く畑違い、定年前のおじさんが多数いる部署へ。
毎日一挙手、一挙手を先輩に見られて、「電話に出るのが遅い」、「ゴミをすぐかたせ」、「何でそんなことわからないんだ」、専門用語を沢山並べられても訳が分からず、質問すると「お前何年仕事してんだ」などと言われ、聞きたいことも聞けず毎日どうしようかと頭を抱えていた。先輩の機嫌が良くなったら質問しようとか、とにかく気を使い過ぎて疲弊していた。業務のできなさに情けなくて勤務時間外に規則を勉強したり、扱っている商品の勉強をした。部署でいつも残業した。
7時から20時過ぎまで毎日働いた。
帰宅後は疲労困憊で何も考えたくないから気絶するまで酒を飲んで即就寝、朝シャワー浴びてそのまま出社
今年2月にその部署でやっと業務が慣れたところで異動内示
異動先はわが社でも超絶ブラックと言われている群馬県にある部署
何度も断ったが組織の命令だと言われ渋々承諾
3ヶ月前に松本で彼女とマンションで同棲を始めたばかりだったのに。
初期費用40万も払ったのに水の泡
そこから彼女との関係も悪くなり破局
3月中旬に現在の職場へ異動
引き継ぎが1日あったから概要はわかったけど、実際にデータ、書類、物品などどこにあるのか、知らない人から毎日大量のメール、各部署から問い合わせが殺到、とにかく毎日ただこなす日々
職場の方々はみんな基本的にいい方、基本的に我関せずという感じ
7時半出社で18時から19時には退社できるけど毎日ヘトヘト、酒飲んでそのまま風呂に入らず意識飛ぶまで酒飲んで、起きてシャワー浴びて出勤を繰り返す。
仕事のあとも、土日も仕事のトラブルがあるとすぐ電話が来るので24時間ずっと携帯を気にしなければならない。家に帰ってもまったく心が休まらない。
毎日疲労感、倦怠感、死にたい、消えてしまいたいという思いが消えない。
急に物忘れが酷くなった、自分で電話してるのに要件が吹っ飛ぶ、部屋を出てどこに行くのか分からなくなる、倉庫にものを取りに来て何を取りに来たか忘れる。PC開いて何のデータを開くか忘れる。
今まで残業、徹夜とかも頑張れたのに頑張れない。すぐクタクタになってしまう。気づくとトイレで泣く。
4月入ってから
職場の6階から飛び降りたくなる
自ら車に轢かれに行く奇行が増す
ドアノブにタオルで首をククって頭が真っ白になったり
そして今朝、カラダが鉛のように重くて動けなくなった。
職場の上司に電話していた。「生きるのが辛いです」、「死にたいので仕事辞めさせてください」みたいなことを言っていた。
とりあえず上司に通院を勧められ内科へ
そこの内科医に精神科を勧められ、行った先で「うつ病」の判定をもらいました。
6月末まで休みましょうと先生は言ってくれた。
嬉しかった、もうクタクタだったから。
とりあえず、しばらく会社に行かなくてホッとしている。
カラダを休めながらこれからのことをゆっくり考えたい。
私のように壊れる前に皆さんも、早く受診してカラダを治しましょう。
自分から動かなければ会社は何もしてくれません。