勝手にパケデザ!Vol.1 「アイスをのせておいしい?!ワンカップカクテル【後編】」
架空の案件からパッケージデザインを制作する「勝手にパケデザ!」
後編は実際にデザインを制作していきます。
↓ 前編はこちら
↓ そして商品概要まとめです。
「アイスをのせてもおいしい、ワンカップカクテル」の提案
上記の提案からデザインを3案作成しました。
まずは1案目。
こちらは最近流行りのネオンモチーフから着想を得たものです。可読性ギリギリまで余白を設ける事で、少し韓国語っぽいロゴにも仕上がったと思います。あえて文字で説明せず、ソーダアイスのイラストのみにすることで「あ、かわいい!…ん?でもなんでソーダアイス??」という疑問を持たせつつ誘導し、裏面情報などを見て「あぁ!なるほど!」とそこで納得して貰えるようあえて情報を削ぎ落としています。味の表記に関しても、近づかないとわからない程度に留めています。知りたい心理を突いたデザインを狙いました。
実際にアイスをのせたら、こんな感じ。
続いて2案目。
こちらも情報を文字で表さないタイプのデザインです。カクテルの部分を型抜きにし、実際のカクテルの色がのぞくようになっています。そしてこちらはラベルなんですが、味の名前の色版以外は共通版になっています。(※ホログラムラベルの場合に限り)製造時の調整がききやすいラベルデザインです。
アイスをのせたイメージは
そして3案目。
容器印刷とポップシールの二段構えです。
容器は、口のまわりがアイスだらけの人の顔にも見えるし、アイスクリームを落っことしたようにも見える。ルビンの壺効果を利用した不思議なイラストで、ちょっと気になるアイキャッチアイコンになっています。
容器は全種類共通、ポップシールも味のカラー版と白版以外は共通です。ポップシールのそれぞれのベースカラーは蛍光色を想定しています。
そしてアイスをのせると
いかがでしたでしょうか?
Z世代をターゲットとして掲げてはいますが、総じて自分の「可愛い」と思う感覚も大事にしながら、冒険的なデザインに挑戦できたと思います。
今後市場を担う存在になるZ世代の研究としても良い勉強になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!