声の調整

元々自分の声は低くて聞き取られにくい。カラオケの採点でも、低く歌うと感知されなかったりする。声自体は出てるのに無音表示。弱虫ペダルキャラソンの石道の蛇(金城キャプテン)とか原曲通り歌おうとすると、もう全然採点してもらえない。

そんな感じなので、油断してそのまま喋るとレジの人に、なんです?とか聞き返されやすいので高め高めに発声するようにしていた。
すると今度はオネエ喋り感ある、とか言われるのだった。どないせいと。

やっと最近になって「オネエ感を殺しつつ変に営業喋りでもなく、やや落ち着きがあるけど聞き取れる声」に到達した気がする。あるいは加齢で少し声が変化したのか。
結果、レジの人とか知らない人に声を掛けた時、あらいい声じゃないオーラみたいなものを返して貰える頻度が増えたという実感がある(錯覚かもしれんが)

でもやはり、油断すると聞き取って貰えない。レジの人がお箸お付けしますか?って聞いてきたからお願いしますって言ったのに…!言ったのについてない…!みたいなことは、油断するとよくある。

そんなある日、ドン・キホーテで弁当を買うためレジに並んだ。店員のお姉さんは派手髪でメンタル病んでそうな(俺の中でこれは褒め言葉なのはどうかと思う)女性で、俺が弁当をレジに置いて「お願いします」と言った時、イケボじゃんオーラを出していた。しかし彼女にお箸お付けしますか?と聞かれた時、聞き取ってもらえないと困るから「ヒトツオネガイシマス!」と高めに言ったら
「なにお箸でこんなに熱くかたってるのキモッ」みたいなオーラを送られた。
この派手髪…!一々感情がダダ漏れなんだよ…!! 

多分あの場面も落ち着いて「はい」とか言えば良かったんだろうが聞き取ってもらえないのが怖い。いいよもう!アタシずっとオネエ喋りする!!

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