嫉妬という感情

自分は割と嫉妬という感情の扱いが下手というか、それを自覚出来ていなかったり怒りで覆いかぶせてしまったりすることが多かったように思う。
例えば健康な奴が羨ましいし妬ましいんだけどストレートにそう思ってしまうと自分が惨めな気がするから色々理屈を付けたり、みたいな。
まあそれ自体は心を守るために必要なプロセスかもしれないけど…

そんな俺でも分かりやすく嫉妬心を抱くことはたまにある。そして恐らく最初にその感情を抱いたとハッキリ記憶してるのが

このカードダスを見た時。セイラさんに駆け寄られているアムロに対して何故か物凄くキーッ！ってなった。
自分はこの時小学2年生くらいで、まだ騎士ガンダムについてもよく知らなかったからアムロもセイラもよく知らなかったんだけど、こんな可愛い人に心配されててムカつく！と思ったのを今でも覚えているし、その後騎士アムロとセイラが付き合ったらしいみたいな話は聞かなかったことで安心(？)したような記憶もある。俺は恋してたのか、セイラに。

近年の嫉妬記憶だと、自分は子供関係の仕事してたんだけど利用者の子供達が母親に甘えてる様子を見てどこか嫉妬している自分に気が付いて、あー俺この仕事向いてないのかな…とか思ったこともあった。

そして子供達は俺にも甘えてくるのでそういう時は
｢俺みたいに甘えようとしたら拒絶されたみたいな思い出は作らせねえ！！｣
と思って可愛がってたのでまあ、子供の心に変な傷は作ってないはず。あくまで俺の心の中の子供の問題ですな。インナーチャイルド！

まあその後なんやかんやで比較的心の中の子供は成仏したというか、折り合いはついたというか。成仏に関与してくれた全ての人に感謝しつつ、さておき何で騎士ガンダムのカードダスが変に俺の心をザワつかせたのかは未だによく分からん。
子供の時は金髪お姉さんキャラが大好きだったから、という単純な理由かもしれない。
今は守備範囲が広がったのでメガネのお姉さんキャラが大好きですね。