こども園の行事に参加しました
2歳児息子の通っているこども園の行事に参加してきました。
今回の行事は保護者と一緒に登園し、お部屋と園庭で自由に遊ぼうというもの。
息子の通っている園は0~2歳児クラスは行事らしい行事がなく、春と秋にこのような形式の参観が実施されているのみです。
園内・園庭ともに楽しく遊べる環境が用意されているので、そこでお父さんお母さんと一緒に遊んでお茶飲んで帰る、というだけのシンプルな行事。
息子はいつもはすぐにバイバイする私と夫がずっと一緒にいることを不思議そうにしながらも嬉しく思っているようで、遊びの途中、担任の先生に「おとーさんとおかーさんがいてるねん!」と自慢しに行ってました。
私自身、大学卒業後は某公立園で保育士として働いていた経験があるので、正直1、2歳の時期のかかわいい衣装を着た運動会とか発表会とか見たかった気持ちはあり、2歳まではそういう行事がないことを知ったときは少しがっかりしました。
でも今回の形式の行事に参加してみて、子ども目線に立ってみると、この年齢で運動会やら発表会って本当に必要なのかな?とふと感じました。
だってまだ生まれて1、2年の子たちが衣装着せられて合唱したり劇したり、そのために遊ぶ時間削って練習して、先生たちも本番に向けて多忙を極めて余裕がなくなって…って、どうなんですかね。
働いていた園では1歳児クラスから運動会も発表会あったので、練習したり準備したり行事前は忙しく本当に大変でした。
行事当日、保護者の方々はかわいい我が子の様子を見て喜んでもくださっていました。
ただ、子どもたち自身のためになっていたのか?子どもたちは楽しいのか?園としての見栄と保護者のためではないのか?という思いもぬぐい切れず。
もちろん、3歳~の幼児クラスでは集団生活も本格化しますし、行事に向けてがんばって大好きなお父さんお母さんに見てもらって達成感を得る経験はとても大切だと思います。
でも1、2歳の時期は子ども自身まだ発達的にそんな段階にいないだろうし、ほんと見栄えだけでは…?と。
毎日寂しい気持ちを抱えながらもがんばって通っている園で、お父さんお母さんと一緒に遊べるってそれ以上に1、2歳児にとって充実した楽しい行事なんてあるのかなぁとか。
私や夫と一緒にいつもの園の砂場や遊具で遊んで心底楽しそうにしている息子の姿を見てそんな風に感じました。
息子は本当に楽しかったようで、帰り道は自作の歌をずっと歌っていました。
息子がこども園に通いだしてから、前職とは全く違う形式の行事や保育が知れておもしろいな~と感じています。