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240515【本編】チャイコフスキー【四季】ブラームス【弦楽六重奏曲第1番】など_FM八女

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オープニングトーク
メッセージはだいたい読まれるのでどの程度のメッセージだったら読まれないのか試してみるのもいいのかもというはなし
5月まんなか 母の日 なっちゃんがよ「よさげなルームフレグランス」をプレゼントしたっていうはなし
先週でっかい曲聴いたんで今週は小さめな音楽を選ぼうと思って5月7日におなじお誕生日のチャイコフスキーとブラームスから


P.チャイコフスキー 四季 作品37a より 5月『白夜』

今日は静かに小さな曲を聴く っていう気持ちでこの5月
人気で言うと まず次に聴く予定の6月『舟唄』がたぶんピカイチ
あとは10月の 秋の歌 11月のトロイカ 12月のクリスマス
ロシアの音楽はやっぱり ゆっくりめでロマンティックなやつが刺さる

チャイコフスキーの四季1ヶ月毎に書いてある なんでこんな作り方した?
チャイコフスキーの時代に とある雑誌があった 月刊誌だった? それぞれの月に いろんな詩人が書いた詩が掲載された チャイコの四季はその詩をモティーフに作られた ということらしい
それを取りまとめて12ヶ月で出版したのはその雑誌の出版社 一応 月刊誌の関係で 毎月1曲作られた というのが正解

P.チャイコフスキー 四季 作品37a より 6月『舟唄』

舟唄の話 ラフマニノフの死の島 なっちゃんが選曲した VIVANTっていうドラマから持ってきた曲のとき 死の島 っていう絵が実在する話と その絵に棺が乗った舟が描かれているっていうお話したと思う
舟唄 船に揺られている音楽 バルカローレ もともとは水の都ベネツィアのゴンドリーノが歌う歌があって ステキだと思った作曲家のみなさんがこぞって音楽を作り出して 舟の歌だと言い始めた性格的小品の一つ
チャイコフスキーの四季 当然全曲で12曲 6月たぶん一番人気
ぜんぶ単独で演奏することも聴くことも出来る
今月5月7日 チャイコフスキーとブラームスが二人同じ誕生日 ブラームスが1833年 チャイコフスキーが1840年 7年違いのお二人で チャイコのほうがちょっと若い
こないだアフタートークだったかでチャイコとブラームスがコンサートで一緒になったときの話もしましたが あれ NOTEで 出典追記してますので 読める方はあとで読んでみてください。

(その時のアフタートーク)

フリートーク

同じ誕生日のお二人 チャイコフスキーとブラームスで ちょっと小さめ音楽を聴こうと今日は思った ブラームスのほう 弦楽六重奏曲の第2楽章
ブラームスの 弦楽六重奏 ヴァイオリンヴィオラチェロがぜんぶ2本ずつ バランス良さそう? 曲の数考えるだけでも弦楽四重奏のほうがバランスはいいんだろう
曲の冒頭は1stヴィオラ 我らがヴィオラですよ 他の楽器を従えて ものすごく重厚なソロを弾いて始まる音楽

J.ブラームス 弦楽六重奏曲第1番変ロ長調作品11 より 第2楽章 Andante ma moderto
ヴィオラカッコイイ

冒頭から1stヴィオラが弾いた一番初めの音楽を そのままいろんな形に変えながら演奏していく いわゆる変奏曲の形
モーツァルト 五重奏たくさん作ってる モーツァルトの五重奏はヴァイオリン2本 ヴィオラ2本に チェロが1本 っていう編成 ブラームスが全部2本にしたのには シューベルトの五重奏が影響したのではないか とか言われる
この作品 今聴いてる弦楽六重奏曲 ブラームスまだ若い頃 27歳で作曲された音楽で 過去 ほとんど誰も作っていない 六重奏っていう編成

ブラームスはベートーヴェンのような交響曲 第1番から第9番までのあの9曲のような後世に残る交響曲が書きたかった はじめの交響曲 第1番 を発表するまで 考えに考え抜いて 着想 交響曲を考え始めて 初演するまで21年 全てはベートーヴェンの影に怯えたからとか

弦楽六重奏に関しても こっちは若干27歳のブラームス
ベートーヴェンやモーツァルトが残した四重奏と同じ編成で 若造の ショボい作品だと笑われるようなことがあってはならない とか 考えたのでは
まずは 過去に誰も作品を残していない 弦楽六重奏っていう編成の中で自分の懊悩を表現した のかな


ディスカバー・ザ・クラシックス
【説明】ディスカバー・ザ・クラシックスというコーナーは元になった音楽とその音楽をカバーした他のジャンルの音楽などを並べて聴いて貰うコーナーです。

P.チャイコフスキー バレエ『白鳥の湖』より『第2幕への情景』

チャイコフスキーの超有名曲 今日のカバー ちょっと久しぶり 超美形セクシー・ストリングス・カルテット『ボンドBond』イギリスとオーストラリアのモデル級ビジュアルの弦楽四重奏

Midnight Garden / Bond


フリートーク

日本のニュースでは報道あった? サキソフォンプレイヤーの訃報 グラミー賞を6回受賞 デイビッド サンボーン「泣きのサンボーン」と呼ばれるサックス

番組後半はたくさんのメッセージで盛り上げていただきました。ありがとうございました。BGMなどで使用した楽曲はこちらです。


Georgia on my mind / David Sanborn

Chicago Song / David Sanborn


Come On, Come Over / ジャコ・パストリアス

演奏者リストにデビッド・サンボーンが名を連ねていたのでお別れの曲としてジャコ・パストリアスのこの曲を選びました

デビッド・サンボーンさんのご遺徳を忍び謹んで哀悼の意を表します

この日の放送後のアフタートークはこちらです


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