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【完全版】ペット可マンションを売却するメリット・デメリットとは?成功のポイントを解説

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こんなお悩み抱えていませんか?

  • 「ペット可マンションは売却しやすい?それとも売却しにくい?」

  • 「ペットによる傷やニオイが売却価格に影響しないか心配…」

  • 「そもそもペット可マンションの需要はどのくらいあるの?」

  • 「ペット可の魅力を活かして、高値でスムーズに売却したい!」

ペット飼育者にとって、愛犬や愛猫などと快適に暮らせる“ペット可マンション”はとても魅力的な選択肢です。

一方で、いざ売却となると「ペットを飼っていない人に敬遠されるのでは?」「傷やニオイの影響で査定額が下がらないか?」など、さまざまな不安が浮かぶ方も多いでしょう。

本記事では、ペット可マンションの売却におけるメリットとデメリットを徹底的に洗い出し、その上で上手に売却を進めるための具体的なポイントを解説します。

不動産売却がはじめての方でも理解できるよう、専門用語を噛み砕きながら丁寧にお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。

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ペット可マンションとは?基本的な特徴とルール

ペット可マンションの定義

「ペット可マンション」とは、その名のとおりマンションの管理規約でペットの飼育が許可されている物件のことを指します。

一般的には「犬・猫OK」「小動物OK」など、物件や管理組合によって細かいルールは異なるものの、ペットの飼育そのものを認めているマンションです。

ただし、“ペット可”と謳っていても実際には細かな制限があるのが通常です。たとえば、以下のようなルールがあります。

  • 飼育可能なペットの種類(犬・猫・小鳥・小動物など)

  • 体重や体高、頭数の制限(小型犬のみ、2匹まで、など)

  • 共用部分の移動方法(抱っこまたはキャリーバッグに入れる必要があるなど)

  • エレベーターや廊下でのマナー(無駄吠えや排泄などの防止)

物件によっては「細かい注意点が意外に多い」と感じるかもしれません。

しかし、これらのルールを守ることがマンション全体の快適な暮らしの維持にもつながります。

ペット不可の物件との大きな違い

ペット不可の物件との違いは、当然ながら「ペットを飼えるかどうか」という点ですが、その裏にはいくつかの特徴があります。

  • 希少性が高い
    全体のマンション数のうち、ペット飼育OKと明確に打ち出している物件数は依然として少なめです。

    ペットを飼っている方にとっては選択肢が限られ、その分「ペット可マンションの需要」は一定数存在します。

  • 管理費や修繕積立金が若干高いケースがある
    ペット飼育による汚損やトラブル防止のために、管理組合として高めの修繕計画を組む場合があります。

    ペット飼育者が共用部分を傷つけてしまったり、ニオイが広がりやすかったりといった要因に対応するためです。

  • 騒音やアレルギー問題などへの配慮
    ペット飼育者とペットを飼わない住民との間で、騒音やアレルギーをめぐるトラブルが起こる可能性が高まります。

    そのため、管理組合はしっかりルールを設け、遵守を求めることが多いです。

こうした背景があるため、売却時に「ペット飼育者が多い物件ですよ」という点を上手にPRできれば、ペット好きの購入希望者を引きつけられます。

しかし同時に「ペット不可を希望する層」からは敬遠される可能性があるため、売却活動時の戦略が重要です。


ペット可マンションを売却するメリット

ペット可マンションには、以下のような売却面でのメリットがあります。

ここでは、不動産売却がはじめての方でもわかりやすいように、具体的に掘り下げて解説します。

1.ペット飼育者にとって希少性が高い

ペット可の物件は、全国的に見てもまだまだ少ないのが実情です。

特に都心部やペット禁止の物件が多いエリアでは、ペット可マンションの希少性が高いといえます。

現在ペットを飼っている方や、これからペットを飼う予定のある方にとっては「ペット不可」の物件は選択肢から外れます。

よって、ペット飼育を前提としてマンションを探している層にとっては非常に魅力的な物件となるのです。

  • 需要が一定数確保できる
    ペット可のマンションを探している購入希望者は常に一定数存在します。

    そのため、売却を検討しているマンションの立地や築年数、広さなどが適合すれば、ペット可という条件自体が差別化要因となるケースがあります。

2.条件次第では高値売却も可能

ペット可マンションはデメリットもある一方、供給数が限られているために高値売却を実現できる可能性があります。

以下のような条件が揃うと、ペット可であることがより大きなプラス材料となるでしょう。

  • 交通アクセスが良い
    最寄り駅から近い、主要な沿線にあるなど

  • 生活環境が整っている
    スーパーや病院、公園などの利便性が高い

  • 間取りにゆとりがある
    ペットのスペースを確保できる3LDK以上、あるいはペット用の洗い場がある共用部など

これらの条件をしっかりアピールできれば、ペット飼育者だけでなく「今は飼っていないが、将来的にペットを飼いたい」と考えている潜在層にも響くことがあります。

結果として、条件次第では相場を上回る価格で売却できる例も見受けられます。

3.マーケティング戦略が立てやすい

ペット可マンションの売却は、初めから「ペットと暮らすことを前提とした人々」にターゲットを絞りやすい傾向にあります。

  • 広告戦略に個性が出せる
    「ペット専用の足洗い場がある」「ペットが走り回れる広いバルコニーがある」など、ペット飼育目線でのメリットを打ち出すことで、購入希望者の目に留まりやすくなります。

  • 相談の段階からニーズを細かく把握できる
    「大型犬を飼いたい」「猫を2匹飼っている」といった具体的な相談が増えやすいため、内覧の際にどこをアピールすればよいか明確になります。

こうしたマーケティング視点から見ると、ペット可マンションの売却は「売却価格アップやスムーズな売却」につなげるための糸口を見つけやすい面があるといえます。

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ペット可マンションを売却するデメリット

メリットがある一方、ペット可マンションの売却には以下のようなデメリットも潜んでいます。

特に「ペットを飼っていない購入希望者」に対してはマイナス材料になりかねない点があるため、事前に理解して対策を打つことが大切です。

1.ペットによる傷やニオイの影響

ペットの飼育歴が長いほど、室内の傷やニオイが売却価格に影響を与える可能性があります。

フローリングの傷や壁紙の汚れ、ペット特有のニオイなどは、買主にとって「余計なリフォーム費用が必要かもしれない」という不安材料になりがちです。

対策方法

  • 事前のクリーニングやリフォーム
    プロのハウスクリーニングを依頼したり、壁紙やフローリングの補修を行う。

  • ニオイ対策の徹底
    内覧時にはペットのトイレを清潔に保ち、消臭剤や空気清浄機を使う。

  • 部屋の換気
    内覧前日は窓を開けるなどして、できるだけ新鮮な空気を保つ。

ちょっとした工夫で買主に与える印象は大きく変わります。

特にペットを飼っていない人にはニオイや傷が敏感に感じられるため、しっかり対策を行いましょう。

2.購入希望者が限定される

ペット可マンションが求められる層は一定数存在しますが、裏を返せば「ペット不可物件を探している層」からは対象外になるということです。

  • 市場が狭くなる可能性
    ペットを飼う予定がない方や、ペットアレルギーがある方は最初から敬遠する傾向があります。

  • 売却活動が長引くリスク
    ペット可であることをメリットと感じる層を効率よく集客できないと、売却期間が長引くおそれがあります。

対策としては、不動産会社と協力して「ペット飼育を前向きに考えている方」に的確にアピールする販促活動が重要です。

3.管理費用の高さや規約の制限がネックとなる

ペット飼育を許可している分、一般的には管理費や修繕積立金が若干高めに設定されているケースが多いです。

また、飼育できる動物の種類やサイズ、頭数などの制約があり、買主が想定しているペットを実際には飼えないケースもあります。

  • 将来的に大型犬を飼いたいと考える方
    物件によっては「体重◯kg以上は不可」といった条件があり、ニーズに合わないと購入を断念することがあります。

  • 共用部分でのルールの厳しさ
    抱っこやゲージなどの徹底、エレベーターの使用制限など、ルールが細かいと敷居が高いと感じる人もいます。

物件に関する管理規約の内容をきちんと確認し、購入検討者に正確な情報を伝えることが重要です。


ペット可マンション売却のメリット・デメリット【一覧まとめ】

ここまで解説してきた内容を、メリット・デメリットにわけて一気に整理してみましょう。

【メリット】

  1. ペット飼育者にとって希少性が高い

    • 物件数が限られているので、一定の需要が見込める。

  2. 条件次第で高値売却が可能

    • 立地や広さ、設備がマッチすれば相場以上の価格で売れることも。

  3. マーケティング戦略が立てやすい

    • ペット目線のPRで購入希望者を効率良く集められる。

  4. ペット共生型のコミュニティが形成されやすい

    • 住民同士がペット仲間として情報交換や助け合いをする姿勢があるため、物件の雰囲気を好む層がいる。

  5. 将来的な飼育を想定する層も取り込める

    • まだ飼っていないが、いつか飼いたいと思っている層にもアピール可能。

【デメリット】

  1. ペットによる傷やニオイが売却価格に影響

    • クリーニングや補修、ニオイ対策が必要。

  2. 購入希望者が限定される

    • ペット不可派にとっては対象外となるため、市場が狭まる可能性。

  3. 管理費や修繕積立金が高め

    • ペット対応のための費用がかさむ場合がある。

  4. 管理規約の制限が買主の希望と合わない場合がある

    • 大型犬・多頭飼いなどに制限があると購入意欲が下がる。

  5. 物件の清掃や維持管理の負担増

    • 共用部分の汚れやニオイ対策など、通常の物件以上に管理を徹底しなければならない。

  6. ペット飼育にまつわるトラブルリスク

    • 騒音、アレルギー、噛みつき事故などが発生した場合、管理組合や住民同士の摩擦を生みやすい。

両面を理解したうえで、「自分の物件ではどのようにアピールし、どこを注意すればいいのか」を考えてみてください。


ペット可マンションの売却を成功させるポイント

ペット可マンション特有のメリット・デメリットを踏まえたうえで、実際に高値売却やスムーズな成約を実現するための重要ポイントを具体的に見ていきましょう。

1.内覧前の徹底した清掃・修繕・消臭対策

「ペットを飼っている物件」というだけで、内覧者によっては先入観を持たれてしまうことがあります。

特にペットを飼わない層の人ほど、傷やニオイに敏感です。

  • フローリング・壁紙の補修
    クローゼットの中や壁の隅などもチェックされることがあるため、見落としがないようにしましょう。

  • エアコンや換気扇など、臭いの溜まりやすい場所の掃除
    フィルターの汚れやカビ臭は、ペット臭と混ざって不快感を与えることがあります。

  • 家具やカーペットのクリーニング
    ペットの毛や汚れが付着していないか確認し、こまめに掃除しておきましょう。

  • 内覧直前の換気
    窓を開ける、空気清浄機を回すなど、新鮮な空気を取り込む工夫を行う。

「ペット可だけど部屋はキレイ」という印象を与えることができれば、購入検討者の不安をぐっと和らげることができます。

2.ペットの同席をどうするか検討する

内覧時、ペットをどうするかは意外と悩むポイントです。

人懐こいペットなら「実際にどんな暮らしをしているか」をアピールできる一方、吠え声やアレルギーに配慮しなければなりません。

  • ペットの種類や性格に応じて判断
    大人しく人懐っこい犬や猫であれば、むしろ印象が良い場合もある。

  • アレルギー対策
    内覧希望者がアレルギーをもっている可能性もあるため、事前に不動産会社を通じて確認すると安心。

  • ストレスの少ない環境を用意
    当日はペットをペットホテルに預けたり、ケージに入れるなどして、内覧者もペットもストレスを感じにくいよう配慮する。

状況やペットの性格次第ですが、いずれにしても「買主が内覧しやすい環境」を整えることが重要です。

3.不動産会社と連携し、ペット可物件の強みを活かした戦略を立てる

売却活動を進めるうえで、不動産会社のサポートは欠かせません

特に「ペット可物件」を積極的に扱った実績がある会社なら、以下のようなノウハウを持っています。

  • ペット飼育者向けの広告戦略
    ペット可物件を探している層がよく利用するサイトやSNS、コミュニティを活用して集客する。

  • 適切な売却価格の設定
    ペット可物件ならではの付加価値を見極めて、相場より少し高めに設定するなどの戦略を提案してくれる。

  • 内覧対応時のアドバイス
    ペットがいる状態での内覧や、クリーニングの進め方など、細かなアドバイスをもらえる。

さらに、ペット可マンションを売却するうえでは、マンションの管理規約や共用部分の使用ルールを正しく伝える必要があります。

不動産会社が管理組合から情報を取り寄せ、購入希望者へ漏れなく提供する体制を整えましょう。

4.ターゲットを明確化して販売チャンネルを最適化

ペット可マンションの売却では、ターゲットは大きく3パターンに分かれると考えられます。

  1. すでにペットを飼っている人

  2. 将来的にペットを飼いたいと思っている人

  3. ペット不可物件を探していたが、柔軟に考えられる人

特に①と②の層にアプローチを強化すると成約率が上がりやすいです。具体的には、以下のような販売チャンネルを活用しましょう。

  • ペット関連のSNSやサイト
    InstagramやTwitter、ペット専門のコミュニティサイトなど

  • ペット可マンションの情報が充実しているポータルサイト
    不動産専門サイトでも「ペット可」のフィルターがあるところ

  • LINEオープンチャットやオンライン相談会
    ペット飼育者同士が情報交換している場所は、想像以上にニーズが潜んでいる可能性があります。

当社では匿名で相談できるLINEオープンチャット「不動産売却相談室」や、LINE限定のオンライン売却勉強会も実施しているため、「ペット飼育者で売却を検討している方」「ペット可物件を探している方」のリアルな声を集めやすいです。

こうした独自チャネルを駆使して、ターゲットを効果的にアプローチすることが成功の鍵といえます。

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成功事例から学ぶ!ペット可マンションをスムーズに売却した方法

実際にペット可マンションを売却し、短期間で成約した事例を2つご紹介します。

どのような工夫が功を奏したのか、参考にしてみてください。

事例1:クリーニングとリフォームで短期間成約

築15年のペット可マンションに住むMさんは、室内に愛犬を放し飼いにしていたため、フローリングに多数の引っかき傷がありました。

  • 課題

    • リビングのフローリングや壁紙の傷が目立つ

    • ペット臭がこもりやすい部屋の構造

  • 対策

    1. プロのハウスクリーニングを依頼し、徹底的に消臭

    2. リビングのフローリングと壁紙を部分的にリフォーム

    3. 内覧前のこまめな換気と消臭剤の使用

  • 結果
    1ヶ月ほどで複数の購入希望者から問い合わせがあり、希望価格の98%で売却に成功。

ここでは、「ペットの飼育歴を感じさせないほど部屋をキレイに整えた」ことが決め手となりました。

内覧者からも「こんなにペットを飼っていたとは思わなかった」「傷やニオイが気にならない」との高評価を得られたそうです。

事例2:ペット飼育者向けの広告戦略を実施

Kさんが所有していた築10年のペット可マンションは、もともとエントランスにペット用の足洗い場が設置されているなど、ペットオーナー向けの設備が充実していました。

しかし、売却活動を始めてしばらくは問い合わせが少なく苦戦していたのです。

  • 課題

    • 一般的な不動産ポータルサイトに掲載するだけでは埋もれてしまう

    • ペット飼育者向けのアピールが不足していた

  • 対策

    1. ペット飼育者コミュニティのSNSやフォーラムに情報を掲載

    2. 不動産会社が独自に開催するオンラインセミナーで物件を紹介

    3. ペットのための専用設備(足洗い場、ドッグランに近い立地など)を強調

  • 結果
    半年ほど動きがなかった物件が、対策後は約2週間で問い合わせが急増。その後1ヶ月以内に成約が決定。

ペット飼育者向けに「こういう設備があると助かる」「ここが便利」という視点で宣伝したところ、「自分たちが求めている環境が整っている」と感じる買主からの反響が増え、スムーズに売却につながりました。


ペット可マンション売却で気をつけたい注意点

メリットを活かし、デメリットを補うためには、以下のような点にも配慮しましょう。

不動産売却を初めて行う方は、とくに見落としがちなので一つずつ確認していくことが大切です。

1.管理規約・使用細則の再確認

マンションの管理規約は定期的に改訂される場合があります。以前はOKだったが、現在は飼育頭数に制限がついている例もあります。

  • 最新の管理規約の入手
    購入希望者に対して誤情報を伝えないよう、管理組合から最新版を取り寄せる。

  • 使用細則をわかりやすくまとめる
    「抱っこやキャリーバッグの使用義務」「エレベーターの使用ルール」など、細かい部分を購入希望者に説明できるようにしておく。

規約違反が発覚すると売却後にトラブルになることもあるため、正確な情報を提供することが大切です。

2.共用部分の状態・管理体制を把握する

ペット可マンションでは、共用部分が傷んでいたり、ニオイの残りやすいゴミ置き場が荒れていたりすると、購入希望者にマイナスイメージを与えます。

  • エントランスや廊下の汚れ
    ペット連れが多いマンションの場合、足跡や毛が散乱していると清潔感を損ないます。

  • 定期清掃や巡回の有無
    管理会社がどの程度の頻度で清掃しているかを把握する。

  • 防音対策や騒音トラブルの状況
    実際に騒音クレームがあるのかどうか、管理組合の議事録を確認するなどして把握しておく。

このような情報は購入希望者からの質問にもよく挙がる部分です。

しっかり説明できるようにしておくと信頼度が高まります。

3.税金・費用面の理解

不動産売却では「譲渡所得税」「住民税」「印紙税」など、さまざまな税金が発生します。

ペット可マンションにかぎらず必要となる税金ですが、売却益が出た場合は特に注意が必要です。

  • 譲渡所得税・住民税
    売却益(譲渡所得)に応じて計算される。長期譲渡か短期譲渡かによって税率が変動。

  • 印紙税
    売買契約書に貼る収入印紙の費用。

  • 仲介手数料
    不動産会社への報酬で、法律により上限が定められている。

詳細な税率や特例の適用可否などについては、国税庁の公式サイト を参考にする、または専門家や不動産会社に相談しましょう。

4.売却活動の期間・流れを見越して行動する

ペット可マンションは需要がある一方、売却に時間がかかる可能性も否定できません。売却までの流れを把握し、スケジュールを逆算して動くことが大切です。

  1. 査定依頼
    不動産会社に物件の価格査定を依頼する。

  2. 媒介契約の締結
    不動産会社と契約を結び、売却活動を開始。

  3. 販売価格の設定・広告活動
    マーケティング戦略を立て、物件を宣伝。

  4. 内覧対応・条件交渉
    内覧時のペット対策や価格交渉に備える。

  5. 売買契約・引き渡し
    契約書への署名押印、決済日調整などを経て物件を引き渡す。

これらのステップに加えて、ペットを飼っている方の場合は「新居の確保」や「引っ越しスケジュール」など、ペット優先で準備が必要な項目が増えます。

特に引っ越し先がペット不可物件だと、飼い主・ペット双方がストレスを抱える可能性があるため、余裕をもった計画を立てましょう。


よくある質問(Q&A)

ここでは、ペット可マンションの売却に関して、よく寄せられる質問をまとめました。

事前に把握しておくと、スムーズに売却活動を進める一助となります。

Q1.ペットによるフローリングの傷や壁紙の張り替え費用はどれくらいかかる?

A: 部分的な補修や壁紙の張り替えなら、10万円程度で済む場合があります。

ただし、広範囲に傷がある場合や高級クロスを使用する場合は、20万〜30万円以上かかることも。

リフォームの規模によって費用は大きく変わりますので、複数の業者から見積もりを取って比較するのがおすすめです。

Q2.ペットがいる状態での内覧は避けるべき?

A: ペットの性格次第です。大人しくて人懐こいペットなら、むしろ好印象になる場合もあります。

しかし、吠え癖やアレルギー問題を懸念する場合は、ペットホテルへの預け入れや一時的な隔離を検討しましょう。

Q3.マンションの管理規約が厳しくて大型犬が飼えない場合、売却時に大きなマイナスになる?

A: 大型犬を希望する層にとっては検討外となる可能性が高いですが、小型犬や猫を飼いたい人にとっては問題ありません。

その点を踏まえてターゲットを最適化し、広告戦略を組むことでマイナス要素を軽減できます。

Q4.税金や費用の支払い時期はいつになる?

A: 一般的には売買契約・物件引き渡しのタイミングで仲介手数料や印紙税を支払います。

譲渡所得税・住民税は翌年の確定申告時(通常は翌年3月15日まで)に申告・納付が必要です。

詳しくは国税庁の公式サイトか税理士に相談すると安心です。

Q5.売却が長引く場合、価格を下げるべき?

A: 価格の見直しは一つの手段ですが、ペット可物件ならではのアピール不足が原因の場合もあります。

まずは広告戦略を見直す、内覧時の印象を良くするための工夫を行うなど、価格を下げる前にやるべきことをチェックしましょう。


まとめ

ペット可マンションの売却は、ペット飼育者にとっては希少で魅力的な物件である一方、ペットを飼わない層からは敬遠される可能性があるなど、一筋縄ではいかない部分も多く存在します。

しかし、デメリットを十分に理解して対策を講じれば、高値でスムーズな売却につながるケースも多々あります。以下のポイントを改めて押さえておきましょう。

  • ペット可ゆえのメリット
    需要の確保・差別化要因・高値売却の可能性

  • ペット可ゆえのデメリット
    傷やニオイの補修、購入希望者の限定化、管理費用など

  • 成功のカギ

    1. 内覧前の徹底した清掃・消臭・修繕

    2. ペットの同席をどうするか戦略的に判断

    3. ペット可物件に強い不動産会社と連携

    4. ターゲットを明確にして販売チャンネルを最適化

    5. 管理規約や共用部分の状態を正しく把握

    6. 税金や費用面の知識を確保

不動産会社との連携は特に重要です。

「ペット可物件の成約実績」や「ペット飼育者に向けた広告戦略のノウハウ」を持つ不動産会社を味方にすれば、従来の販売チャンネルだけではリーチできない層にもアプローチできるでしょう。


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