憧れの?海外生活、 NZ編 その3
さてギリホリでやってきた海外、31歳。
1ヶ月の学校 & ホームステイ(プレベビーシッター)を終え
なんとか勝ち取ったオーペア(住み込みのベビーシッター)。
オーペアの条件と実態
週40時間(8時間/日・休憩2時間 x5)
朝8時〜12時、14時〜18時が通常。
おこづかい NZD200/週
パパやママの都合で、多少変則もあり。
夜のお留守番だけの日、家事に代わる日もある。
※これらの条件は各家庭により大きく異なる
私は双子ちゃんたちの部屋の階下の
素敵なゲストルームを与えられた。
大きなクィーンサイズのベッドに窓からみえる檸檬の木。
洗濯や外出含め、勝手口から自由に出入りできるのが便利だった。
夕陽も星も、海の向こうの街夜景もよく見えた。
私は、運良くすてきな家族と巡り会えたこともあり
仕事終わりに一緒にBBQしたり、映画を観たり。
食事も同じだった。
(家によっては、食べるものや場所まで別にされる)
アルコールもお菓子も自由に飲み食べしていい。
料理もお風呂も自由にしてね、という高待遇だった。
驚いたことは「オーペアいじめや差別」の実在。
それをストレスに、悩んだ末にオーペアを辞めた友人が何人かいた。
毎日のオンオフとリフレッシュ
実は夏の日差しも海も苦手な私だったが….
サマータイムは、21時くらいまで明るいのに加え
引き潮になるため仕事終わりに、ほぼ毎日海へ。
透明でどこまでも浅く、波のない海が大好きだった。
水着の上にワンピースをさらりとかぶり、散歩&泳ぐ。
仕事のオンオフにはもってこいの時間。
濡れたまま帰って、家でシャワーという距離に
ビーチがあったことも、素敵な条件だった。
子供たちとの格闘と日常
と、ここまでは順風満帆なオーペア生活と思われるが
友だちのいなかった2ヶ月、スズメと話す淋しい休日。
かつ、実際の子どもたち(3人娘)との日々の格闘は半端なかった。
引っ掻く、噛む、髪を引っ張る、叩く。
喧嘩や八つ当たりに巻き込まれるのは日常。
躾はもちろん、日本語も可能な限り教えた。
日本食が好きな家族には料理をふるまった。
大人2人に子ども3人(4歳、2歳の双子)という
体制で組まれており、時には二手にわかれて行動する日も。
それは全て、子らの体調、機嫌、アクティビティ
予定などを優先&尊重により、采配されるのだ。