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なぜか幹事の私が救われた送別会
みなさまどーも、もちさんです。
今回は、なぜか幹事の私が救われた送別会の話です。
概要は私のこのXの投稿が全てです。
送別会の幹事やってきました。
— もちさん (@mochisan223) February 23, 2025
世話になった人だから、ていねいに準備しました。
当日、花束サプライズが成功してすみっこで喜びを噛み締めていました。
すると、別の参加者が幹事お疲れ様ーとまさかの逆サプライズプレゼント。
数多く幹事やったけどこれは初めての経験。
ただただ、嬉しかった。 pic.twitter.com/7HmdS8lKnO
では、本題です。
肉食べたい!からの全力サプライズ計画へ。
なんか肉食べたいな〜といつものような思考になっていたら、同調した同志が数人いました。
よし!しゃぶしゃぶ会やるか!幹事はまかせとき!となったら、話がどんどん大きくなって、参加者20人超え。
そして、同じ時期にお世話になった同僚(以下Aさん)の退職が判明。
よし!全部ひっくるめて、送別会もまとめてやるか!ついでに肉食べよう!
それならAさんに全力でサプライズしかけてやんよ!と計画。
メッセージ集と花束カンパを募りました。
想定の数倍カンパが集まったので、花束は日比谷花壇さんをチョイス。
自宅に配送してくれるのほんとありがたいです。
日比谷花壇さんは私の学生時代からのお気に入りの花屋です。
お世話になった人には必ずここの花束をチョイスして送ってきました。
今回は、女性だからピンク系で、ショートサイズで、上手にやって〜とおねがいしたらこんな素敵な花束が送られてきました。
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この花束とメッセージ集を文房具屋と100均と同僚パワーで作りました。
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店にも花束を隠させてほしいと協力を事前にお願いし、了承をとってもらいました。
そして、いざ送別会。
びっくりするAさん。
花束がとっても映えます。
あたたかい拍手につつまれ、涙を流すAさん。
サプライズは大成功でした。
すみっこ男子ムーブ決めて、ガッツポーズをこっそりしてたら、
「もちさんこっちきて〜」
と先輩が俺の腕を引っ張る。
そして、みんなの前で
「今回、もちさんはとってもがんばってくれました。だから、わたしたちからも、逆サプライズをさせてもらいます!!」
・・・は?
・・・・・・なにそれ?
・・・・・・・・・・泣いちゃうじゃんこんなの。
しかも、この逆サプライズ、Aさんも便乗してました。
想定外のカウンターをくらい、あまりの不意打ちに私の涙腺は崩壊しました。
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涙の理由
30すぎの大の男が泣くなよと思う方もあらっしゃるかと推測します。
しかし、私にとっては、この上なく嬉しいものでした。
私は、前職で心身ともに追い詰められ、長い間休職して、逃げるように退職していきました。
だれもいない、まっくらな時間帯に会社にきて、自分の私物をこっそり全部もちだしました。
当然だれもいません。
その時の無念さは生涯わすれることはないです。
人知れず私は職場をさりました。
むしろ同僚に余計な負担を増やしたので、恨まれているでしょう。
会社のために、顧客のために約10年、心身削って一生懸命働いてきましたが、なんとも寂しい自分の退職でした。
そんな寂しさを知っている自分だから、せめてお世話になった人にはあたたかく送り出したい。
ちゃんとお別れの時間を作って、みんなで送り出したい。
自分の口で、Aさんに
「お世話になりました。ありがとうございました。」
と言いたい。
退職の際、寂しい思いをするのは自分だけで十分です。
そんな思いで、今回の幹事を引き受けていました。
だから、まさか自分がこのような逆サプライズの形でねぎらわれるなんて1mmも思っていませんでした。
だって私にはそんな資格ありませんから。
「幹事お疲れ〜」と言われることはありました。
それだけで十分私にとってはありがたいことでした。
ですが、こうしてみんなで逆サプライズをしかけられたのは、初めてでした。
心底嬉しかったです。
あぁ、先輩方は私のこと、みてくれたんですね。
Aさんはじめ、先輩方には感謝しかありません。
Aさんをあたたかく送るつもりが、なぜか自分が救われた送別会でした。
先輩方、ありがとうございました。
おわりに
私は人間不信傾向が強いです。人がこわくてこわくてたまらない時があります。
今回、私は人のあたたかさ、すばらしさを再度教えてもらいました。
今回、幹事をやってこころからよかったと思います。
Aさんもあたたかく、次のステップに送り出せました。
私も人との繋がりを大切にしつつ、今後の人生を歩んでいきたいですね。
おわりです。
ここまでよんでくださり、ありがとうございました。
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