人材が離れていく瞬間について語る
こんばんは。お餅にゃむにゃむです。お久しぶりですね。今日はタイトル通り、人材が離れていく原因について話します。
そこに自分の意思はあるのか
まず、一つ目の要因は、外的強制力です。
例えば、形式上「休んでもいいよ」となっていても、誰1人として周りが休んでいなかったら行かざるを得ないですよね。僕が所属していた団体でも、誰か1人が休むとそれにつられて休みの連絡や他の予定を優先するようになっていました。
周りがそうだから…で合わせていてもメリットは特にないです。特に部活動などの賃金の発生しない団体ならより一層流されるべきではないです。そこで輪を外れたとしても、失うものは少ないからです。まぁがちがちにやっててレギュラー争いが、ってなると無理だと思いますが…
休みは悪なのか
答えはNo.高いクオリティを求めるなら休むのが一流です。陸上選手だって毎日全力疾走でタイムを測っているかと言われたらそうではないはずです。調整なり、体をほぐして多少の負荷のみをかける日だってあると思います。
OFFの日以外で休むのも全然アリです。大事なのは行くことよりも、長期的にモチベーションが続くかです。
トップの存在
組織には当たり前だけどトップがいます。そのトップによって、組織レベルは決まってくると思います。いくら周りが許そうとトップが許さなければその意見は無かったことになるからです。これはまた、実体験のところで語ります。
精神論は切り札
本当にどうしようもない時は、やるしかないんだよ。などの論理で表せる領域を超越しなきゃいけない時もあります。でも、それは短期的なものであり、精神論だけで続くものはありません。ありゃ、苦労しない。
常日頃精神論を掲げる団体で、素晴らしい団体は僕がみてきた中ではないです。
今あげたのが主な人材が離れていく例です。
僕は今あげた要素を全て兼ね備えてる組織を知っています。
ここからは実体験を含め話していきましょう。
僕が部活を辞めるまで
もともとうちの部活は、みんなでワイワイってよりかは、試合で勝ちたい!みたいなスタンスでやってました。顧問が大舞台での経験もあるプレイヤーっていうのもあって指導のレベルも高い方だと思います(初心者だからいまいちわからん)。
顧問は冷徹な感じの人で、それこそ入部当初は笑顔はおろかプライベートな会話をしてるところも見たことがなくただただ怖かったです。遅刻して罰走させられてたりしてるのをみて震え上がってました。部活に入って3ヶ月くらいで2人リタイアしました。それから上からの指導なのか気分なのかは不明だけど、少し優しくなり、会話をしたりすることもありました。それでも、休みは悪で、参加しろみたいなスタンスは変わりませんでした。冬には3人いた同級生1人がリタイアしちゃいました🥺でも、別の同級生が兼部という形で入りました。
一年で現役メンバー3人を退部させた(初日だけ来て以降来なくなった人は数えきれないくらいいるらしい)のに体制が変わることはなく、それに耐えれなかった先輩が春休みにストライキして以後一度も部活に顔を出していません。
そんなこんなで一年が経ち、二年に進級した次の年はなぜか異様に優しかったです。色々あってキツくて辞めたいっていう話をしたら自由に休んでいいよって言ってくれて組織の体制として脱ブラックしたのかな、って思ってました。
そんな口約束も守られてたのは半年で、二年の後半からは実質強制に再び戻ってました。そんな体制のおかげか、少しは結果が出て県大会出場することができました。しかし、所詮そこ止まりです。成長の限界点だと思いました。なのに、それ以上のハードルを超えるために頑張ってるのをみてだんだんアホらしく思えてきました。ましてや大会直後の部内の目標が「圧倒的な量」になって、本当にやばかったです。
正直練習がきついのはどうでも良かったです。それなりに楽しかったし慣れればなんてことなかったです。こんな感じで卒業まで部活をするんだろうなぁって思ってました。
客観視はすごく大切
転機は春休みでした。寮生かつロボカップがあるということもあり、春休みの間は部活から完全に隔絶した生活をしてました。それでも部活のLINEなどで色々情報が入ってきてました。春休みにある大会に向けて頑張ってるらしかったけど、なんかそこで色々あったらしく、「部則」という制度を設けることになったそうです。その経緯を一文でまとめるならば、「結果が出ないのは日頃の行いのせい。」という決めつけからくるもので、髪染め禁止、部活の優先順位はどこにあるのか、休んで良い理由などこと細かに定義されてました。この現状を落ち着いて見てみたときに感じたのは「俺がいるべき場所はここではない」ということです。ここにいても、ただただ心身共にキツいのに耐えれるだけの社畜になれるだけとおもいました。だったら自分の好きなことで結果残して自立した方がいいという結論が出て、ロボカップで全国優勝して辞めることを決意しました。
そんな感じで顧問に辞める旨を話して意外とすんなりと退部できました。部則は自律という名の支配でした。あんなのは辞めたほうがいい。
僕が言いたいこと
トップの考えが全てじゃない。やばかったら逃げることも大事。大体そういう組織の人は「そこで逃げていいの?」みたいな感じで圧力をかけてくるけど、そこで踏みとどまっても長続きしないし、逃げてもいいです。なんて言われようが逃げればもうそこで関係は断てますしね。
そして、今自分のいる組織に少しでも疑問があるなら考えてみて欲しいです。
なんのためにそれをしているのか、自分の本当にやりたいことは何か。
部活動などは特に意味もなく惰性で所属しがちです。他に明確な目標がないのならばいるだけ経験が生まれるのでありなのかもしれないけれど、他にやりたいことがあるのに部活を優先しなきゃいけないのは違います。部活で進学したなら辛くてもやるしかないけど、大半は違うと思います。
自分を変えれるのは自分しかいないよ!
最後に
今の部活の現状でも伝えてさよならしましょう。
僕が辞めるのと同じ時期に同級生1名が退部、もう1名も休部という形を取りました。これによって事実上同級生全員が部活から離れていきました。そして、黒い噂が立っているのかは謎ですが3年連続でマネージャーは入らない、部活動見学に来る人はほぼいないそうです。
部活から離れた僕を含む3人の同級生は、自分のやりたいことをし、充実しているそうです。(技術者として成長できそう)僕に至っては、ゲームをする時間が格段に減りました。今思うとあの頃は娯楽に逃げないと精神を保てなかったのかな。
辞めようか悩んでるなら辞めよう。後のことはいくらでもこれから先の自分が変えれるから。
そして、組織の頂点に立つ方も今一度考え直してみては?
以上、体験談という名の悪口でした。