2025/01/31

今更言うことでもないが、俺はゲイの世界やエロい話題を面白おかしく投稿することによって笑いを取っている。そんなことを続けていると思うのだが、人が真に興味があるのはエロい話題だけであって、俺はそれを形だけ変えて送り出しているに過ぎないのだ。エロという中核があり俺というフィルターもといSNSによってそれが放射状に広がり、それが皆様の目に届いている。この動きを類型化するとテレビの面白い画像を切り抜いて一言添えてバズっている人と俺は全く同じカテゴリである。
それほどまでにエロコンテンツの強さを感じるという話であると同時に、俺という存在の実体はエロというデカいコンテンツの中で限りなく小さくなっている。例えば、『ガンダムジークアクス』がすごい面白かったと俺が伝えたとする。しかしコンテンツとしての面白さの実体は『ガンダムジークアクス』側に当然あり、面白いものを伝えている俺が面白いわけでは当然ない。これがエロコンテンツとそれを伝える俺にもこれまた当然当てはまる。

2025年、2025年?もう2025年なのか?今は2023年である。2023年にあって、全てが管理・統制され儲かるシステムなどが次々と生み出されている。だからこそ、革新的な頭脳でもなければ変化など起こせない現代において、個人である俺が単独でなにか面白いことを成し遂げるのには不断の努力が必須である。
リモコンがどうやって動いているかを知っている人はいるだろうか。俺はまったく知らない。ボタンを押せばチャンネルが変わり、俺の見たいものが現れる。リモコンでもスマホやパソコンでもなんであっても、俺の理解ができないまま動いている物は正に神の創造物であって、俺という存在はそこに介在できない。デジタル的なものでなくても野球のルールなども俺は理解できない。複雑だ。インフィールドフライとはなんなのだ。そもそも何故人が1周することで得点が入るのだ。サッカーは多少理解できる。ボールを起点としてボールが左右どちらかに到達すれば得点が入る。ボールを中心として得点が動くシステムはまだ理解できるのだが、野球は何なのだ。なぜ人が周るんだ...

既に完成されたシステムやコンテンツの中で俺がそれに一枚噛もうと思っても結局はそれの焼き直しか俺をフィルターとした拡散という狭い形でしか俺という実体は存在しない。ならば俺が実体として確かに存在出来るものはなんだろうかと考えたときに、それは俺の場合やはりフィクション、物語を書くことになるのだろうと思う。自分という価値観・人生を最大限に押し付けるのが本であり、人生は一度しかないことへの最大の抵抗として人間が生み出したものが本である。俺はその中で自分を存在させたいと思っている。ゲイが自撮りしたり、脱いでちんちんを出したりするのは社会に自分が存在することを示す一つの行為だが、それとまったく同じ欲求の中で俺は自分の作ったフィクションの中で自分を存在させたいのだ。
その中であってもエロとかゲイの世界とかそういうコンテンツの力を借りねばならないが、だからこそ俺はそれらの完成されたコンテンツの内側を見続け、本質を見抜く必要がある。そのための不断の努力として俺は勉強をして人と喋らなければならない。
なので小説の為もあってゲイバーでバイトすることにしました。俺はあまりにも家にいすぎたのだ。

2月は1日、7日、8日、21日、22日に入っている。急に入りすぎだ。新人やる気アピールとしてシフト候補をたくさん出したら、店長は見事にやる気を買ってくれた。俺の2月の土日はゲロを吐き続けることが決定された。場ゲロでウケを狙っていきます。


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