実家を円満に片付ける秘訣とは
こんにちは。
年末年始で帰省をしておりました。
GWに久々に実家に帰った時、1階に父が生活していてとんでもない散らかり方をしてました。
キッチンに昔のテレビ台が無造作に置かれていたり、使いかけの急須が3つ放置されていたり。
キッチンとリビングはチラシやメモで足の踏み場がありませんでした。
父によると仕事と家事で手一杯で、片付けまでできないとのこと。
にしても!!にしても!!となりました。
その時は、仏壇までの道を作るのとキッチンだけ片付けたような気がします。
この時の条件は「決めたエリア以外は触らない」、「何も捨てない」でした。
目的を達するためにはこの信頼関係は重要だと思います。
こっちは片付けてやってんだぞ!!ゴミばかり溜め込んで!と言いたくなる気持ちも分かりますが、これだと経験的に100パー上手くいかないと思います。
GWの時は、ちょっとつい他のところも触ろうとしたところ、すぐに「何やってるの!?」と父に言われ、素直に手を引きました。。
片付けた後は、とても感謝されました。少しバツが悪そうにしていて、何とかしたい気持ちはあったんだなと思いました。
父はとにかく捨てられないタイプです。郵便受けに入っている水道屋さんのマグネットも全て取っておいたり、ラップの筒も全て取って置くような人です。
物が多くても管理できていて、綺麗に整理されているなら何の問題もないとは思うんですけどね。
物は多いけど、埃だらけだったり、カビが生えていたり、管理できてないのが問題だよなと。
そして、今回。
正月は親戚が挨拶に来て、仏壇で線香をあげます。
このミッションを無事成功させるため、母と協力し、1階を人が入れるレベルにすることを決意しました。
母が父に事前に伝えたところ、自分でも片付けて置くとのこと。
実際、GWの三分の一程度まで片付いてて、「やればできるじゃないか、父よ」となりました。
今回も「とにかく何も捨てない」を本人に約束しました。
断捨離ではなく、あくまで整理整頓と掃除。
レシート、チラシ、メモ一枚捨てません。
全てダンボールに可能な範囲で分けて入れていきます。
まず初日は玄関から、物だらけだったので、周りの棚や収納ボックスになるべく納めます。
そして、掃き掃除、拭き掃除で埃、サビ、カビなどをきれいにしました。
見違えるように綺麗になりました。
仏間は大量の洗濯物を畳んで隅に寄せ、仏壇の位牌を一つ一つ拭いていきました。
仏壇のコップを洗ったり、虫がついていたお花も買い替えました。
祖母が生きていて片付ける前の部屋を見たら、倒れたかもなと内心思いました。
リビングはこたつ布団を干して、じゅうたんは全体的に黒ずんでいて、虫の死体があったりしたので、慌ててその日に買い替えに行きました。
掃除機をかけて、拭き掃除をして。
キッチンは、テーブルにびっしり置かれた食品やメモなどを棚に戻したり、箱に入れたりしました。
2日がかりで作業し、見違えるようにきれいになりました。
捨ててはないが物の場所を結構動かしたので、怒るかもなと思ったのですが、GWの時以上に父は大喜びでホッとしました。
挨拶に来た親戚にも掃除してくれたと自慢していたようです。
人の物に触ったり、人の家を片付けるのは本当に気を遣います。
ただ、断捨離は本人しか判断できないと思いますが、掃除や整理は本人と合意した上で比較的進めやすいのかなと思いました。
片付いても遺恨が残っては、失う物が大きいですしね。
母や姉も片付いてとても喜んでいたので、良かったなと思いました。
無事ミッションをやり遂げ、達成感のある帰省となりました。